漫画でしかできない“フェチ”が次々登場する日常系コメディ漫画『雨宮さん』の魅力

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1月1日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、あらゐけいいちによる漫画『雨宮さん』のおすすめポイント3つを紹介した。

漫画でしかできない“フェチ”が次々登場する日常系コメディ漫画『雨宮さん』の魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『雨宮さん』をピックアップ。この作品は、想像の斜め上をいく日常を描いたコメディ漫画となっている。

今回吉田は、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「漫画でしかできないフェチ話」。

「ほかの人に説明できないけど、俺これ好き」みたいなのって、みんなないですか?そういうフェチな部分を、全部細かく絵で表現してるんですよ。例えば、トグルスイッチっていう棒のスイッチあるじゃないですか。それをパチンってやった瞬間って、電気をつけるから気持ちいいんじゃなくて、スイッチをパチンってやること自体が気持ちいいみたいなのってない?あと、個人的に好きだったのは、お風呂上がったあとにとっくりを用意して、コーヒー牛乳と牛乳を同じ量だけ入れて、おちょこで飲むのが好きみたいな。これが、ものすごい数出てきます。これを小説とかで表現しても、なかなか難しいと思うんですよね。そういう、超フェチな漫画。それを、脚の太い健康的な女の子がやり続けているのが、『雨宮さん』なんですよ。

CUBERS・末吉9太郎(パートナー):かわいい。

吉田:おすすめポイントその2は「読むASMR」。

気持ちよさっていうのが重要なポイントで、漫画にオノマトペっていうのがあるのね。音の表現がめちゃくちゃ面白いんですよ。そこがものすごくASMRっぽいなっていう感じの漫画なんですよね。

末吉:うんうん。

吉田:おすすめポイントその3は「萌えではなくベタギャグでもない」。

女の子に味はすごくあるんだけど、女の子がベタに可愛いわけじゃないんですよ。ギャグなんだけど、どこでストレートに笑っていいのか分からない。ただ、面白みはずっとあるタイプの漫画で。ちょっと田舎めな学校に通っていて、同級生がみんな変わった人しかいない中に、1人だけメデューサが混ざってると。そのメデューサが後ろにプリント渡してくれるときに、目が合うと、後ろの人が石化してしまうみたいなのが出てくるんだけど。フェチものって、本来現実感大切なはずなのに、とんでもないファンタジーを入れてきてるんですよ。ストレートに受け取るのがマジで難しいけど、ここにしかない味が間違いなくある漫画です。

『雨宮さん』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は『月刊少年サンデー』にて連載中で、先日コミックス第1巻が発売されたばかり。また、公式サイトでは第1話が楽しめる。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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