キャスターの辛坊治郎が2月6日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。アメリカ軍が4日(現地時間)、本土上空を飛行した中国の偵察気球を領海上空で撃墜したことをめぐり、「気球の残骸が散乱した海域は比較的浅く、残骸を回収しやすいはず。近く、中国の目的が明らかになるだろう」と解説した。

撃墜され、落下する中国の偵察用とみられる気球=2023年2月4日、米サウスカロライナ州沖(ロイター=共同)
中国の偵察気球がアメリカ本土の上空を飛行していた問題で、オースティン国防長官は4日(現地時間)、戦闘機で気球を撃墜したと発表した。アメリカは中国軍の指揮下にある気球部隊の活動の一環だとみているという。
辛坊)アメリカは領海上空で中国の気球の撃墜に成功しました。ミサイル1発で撃墜された気球の残骸は、周辺約11キロの海域に散らばったようです。最新の情報ですと、残骸が散乱した海域は比較的浅いため、残骸の回収はしやすいはずです。ですから、中国が何の目的で、何を積んで気球を飛ばせていたのかが、近く明らかになる可能性があります。