サツマイモはなぜ「栗よりうまい十三里」と言われるのか
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月23日放送分のテーマは「栗よりうまい十三里」です。
サツマイモは昔から「栗よりうまい十三里」と呼ばれています。十三里の「里」とは距離を表す単位のことで、「一里=約4キロ」です。
サツマイモが「十三里」と呼ばれるようになった由来は諸説あります。その1つが、江戸の焼き芋屋さんが名づけたとする説です。看板に「十三里」と書いてあったそうですが、「栗=九里」「より=四里」とした場合、「9+4=13」なので、「栗より美味しい」という意味になります。
つまり江戸っ子のシャレなのですが、これが受けて、焼き芋が大変な人気になったそうです。
他にも、古くからサツマイモの産地として知られる埼玉県川越市が、江戸から十三里(約52キロ)の位置にあるため、サツマイモを「十三里」と呼ぶようになったという説もあります。
川越いもの保存運動に取り組む「川越いも友の会」では「十三里」にちなみ、1987年(昭和62年)に10月13日を「さつまいもの日」と定めました。10月なのは、サツマイモの旬にあたるからだそうです。
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