プリンの原型は「船乗りたちのアイデア」で生まれた?

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月13日放送分のテーマは「プリン」です。

プリンの原型は「船乗りたちのアイデア」で生まれた?

※画像はイメージです

「プリン」という名前は本来、「カスタードプディング」を指すのだそうです。「カスタード」とは牛乳や卵、砂糖、香料などを混ぜ合わせて調理したものを言います。「プディング」は、イギリスに古くから伝わる家庭料理の1つです。

つまり、「プディング」という料理のなかに「カスタードプディング」や「プリン」があるということです。

「プディング」の誕生には諸説あり、なかでも16世紀ごろ、「船乗りたちがつくった料理」として広く言い伝えられています。

長い海での生活において、積み込んだ食材には限りがあります。そのため、普段なら捨ててしまうような肉や野菜の切れ端を、溶いた卵と一緒に蒸し焼きにして食べていたそうです。

その後、長い航海から戻った船乗りたちによって「プディング」が一般家庭にも伝えられ、さまざまな材料を使ったものがつくられるようになりました。

そんななか、何も具を入れないプディングが誕生します。これを固めたものが、一説では「現在のプリンの原型」と考えられているそうです。

ちなみに、私たちがイメージする「カスタードプリン」が誕生したのは、18世紀~19世紀のフランスだと言われています。

番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい

毎週月曜〜金曜 7:37 - 7:42

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