『プッチンプリン』開発のきっかけとなった「カラメルに関する悩み」
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月16日放送分のテーマは「プッチンプリン」です。
1970年ごろ、スーパー等では牛乳やヨーグルトなどの乳製品は売られていましたが、「デザート商品」はほとんどありませんでした。町のケーキ屋さんでは「プリン」が人気で、家庭で簡単につくることができる「プリンの素」もよく売れていたそうです。
そこで、現在の「江崎グリコ」が新しくておいしいプリンの開発に乗り出します。その際、容器に入ったプリンの場合、スプーンを底まで入れないと「カラメルと一緒にプリンが食べられない」ことに気づきました。
お店のプリンは皿に盛ってあるため、手軽にカラメルとプリンを食べられます。そこで、「家庭でも簡単にプリンを皿に乗せられないものか?」と研究を重ねました。
そして1972年(昭和47年)に誕生したのが、容器の底のポッチを「プッチン」と折ると、プリンが出てくる『グリコプリン』です。後の『プッチンプリン』となる商品ですが、発売当時は『グリコプリン』の名前で、2年後の1974年から『プッチンプリン』に変わったそうです。
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