「万年筆」開発の裏にあった「大口契約の苦い思い出」とは

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月11日放送分のテーマは「万年筆の歴史」です。

「万年筆」開発の裏にあった「大口契約の苦い思い出」とは

※画像はイメージです

中世の時期、鳥の羽を乾かして硬くし、先端を削ったものにインクを付けて文字を書く「羽ペン」が登場します。しかし、「羽ペン」は先端がすぐ擦り減ってしまうのが欠点でした。

そこで18世紀後半、イギリスのサミュエル・ハリソンが、羽の代わりに金属でできた「鋼鉄ペン」を開発しました。

「鋼鉄ペン」も「羽ペン」と同じようにインクを付けながら書いていましたが、ひと文字書くたびにインクを付けるのはとても面倒だったそうです。

そこで1809年、イギリスのフレデリック・フォルシュが、インクをためられるペンを発明します。さらに同年、イギリスのジョセフ・ブラマーも同じような構造のペンを開発し、「ファウンテンペン(泉のペン)」と名付けて特許を取りました。

現在のような万年筆の基礎となるペンが誕生したのは1884年、アメリカのルイス・ウォーターマンによるものです。

ウォーターマンは保険外交員だった時期に、ペンのインク漏れが原因で大口契約をライバル会社に取られてしまったという、苦い思い出がありました。その悔しさから万年筆の開発に挑戦し、過剰にインクが提供されないシステムを完成させました。

現在も『ウォーターマン』は、万年筆のトップブランドとして世界中に知られています。

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羽田美智子のいってらっしゃい

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