なぜ公園で「箱ブランコ」を見かけなくなったのか
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月4日放送分のテーマは「ブランコ」です。
一般的にイメージされる「ブランコ」は、柱の部分から2本の鎖や縄で吊り下げられた板に乗って遊ぶ遊具です。
ブランコのなかには、板の代わりにタイヤを3本の鎖で吊り下げたものがあり、「タイヤブランコ」と呼ばれています。一般的なブランコとは違って、前後だけでなく、さまざまな方向に動かすことができるので、「全方向ブランコ」とも呼ばれているそうです。
他にも、ゴンドラの形をした部分に数人が向かい合って乗り込み、外側から揺らすブランコがあります。一般的には「箱ブランコ」や「ゆりかごブランコ」と言われます。もともとは自分の力でブランコをこぐことができないような、小さなお子さんのために考えられたものだそうです。
しかし「箱ブランコ」は、誤って落ちてしまったり、ゴンドラにぶつかる、ゴンドラの下に巻き込まれるなどの事故が数多く発生してしまいました。亡くなったり大ケガをした子どももいたことから、「危険性が高い」として使用が禁止され、次々と撤去されたそうです。
他にも、太い丸木の両端を鎖やロープで吊るし、ブランコのように前後に揺れる「遊動円木」という遊具もあります。
番組情報
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