世界のウナギは「19種類」 そのうち「食用」は何種類?

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月25日放送分のテーマは「ウナギの豆知識」です。

世界のウナギは「19種類」 そのうち「食用」は何種類?

※画像はイメージです

現在、世界にいるウナギは「19種類」とされています。そのなかで食用とされるのは「ニホンウナギ」「ヨーロッパウナギ」「アメリカウナギ」「ビカーラ種」の4種類です。

「ヨーロッパウナギ」と「アメリカウナギ」は、「大西洋ウナギ」とも呼ばれています。その名のとおり大西洋で産まれるウナギですが、具体的には北米大陸の南側にある「サルガッソー海」で産まれるというのが定説でした。過去形なのは、2020年に日本とフランスの共同研究チームが、新しい説を発表したからです。

その説では、「サルガッソー海の東側にある『大西洋中央海嶺』付近に産卵場所がある可能性が高い」としています。

「海嶺」とは、簡単に言えば「海底にある山脈」のことです。この海域が「大西洋ウナギ」の産卵場所ではないか……と考えられています。

ただ、約100年前にサルガッソー海ではウナギの稚魚「シラスウナギ」が発見されているため、新しい説は「サルガッソー海を否定するのではなく、新たな海域の可能性を示したもの」だそうです。

「ビカーラ種」は東南アジアに生息するウナギです。「ニホンウナギ」が絶滅危惧種に指定されるなか、それに代わる養殖用のウナギとして注目されています。

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