「自由研究」は当初、宿題ではなく「教科」だった?

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月18日放送分のテーマは「自由研究」です。

「自由研究」は当初、宿題ではなく「教科」だった?

※画像はイメージです

「自由研究」という言葉が初めて登場したのは、1947年(昭和22年)です。子どもたちがそれぞれ興味や関心を持ったことに取り組む「教科」として「自由研究」が採用されました。

ところが、4年後には「教科」から消えてしまいます。一説には、基礎的な学力を養うことが学校教育の軸となり、自由研究のような学習は「日ごろの授業のなかで行えばいい」という考え方があったとされています。

「自由研究」は、後に夏休みの宿題として復活しますが、いつごろ復活したのかはわかっていません。現在では、各学校の取り組みとして行われているそうです。

背景には「基礎的な学力を詰め込むばかりではなく、子どもの興味や関心を伸ばすことも必要」という先生方の想いもあったと考えられています。

自治体や全国規模で行われる「自由研究コンクール」において、1960年から開催されているのが、全国の小・中学生を対象にした「自然科学観察コンクール」(通称:シゼコン)です。今年(2023年)で64回目の開催を迎えます。

番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい

毎週月曜〜金曜 7:37 - 7:42

番組HP

晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
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