武田双雲、「アメリカ移住中止」を決断した裏に「息子のポジティブな影響」

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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(8月20日放送)に、書道家の武田双雲が出演。子育てについて語った。

武田双雲、「アメリカ移住中止」を決断した裏に「息子のポジティブな影響」

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

淵澤由樹(アシスタント):武田さんは27歳でご結婚され、3人のお子さんのパパでもあります。2019年には「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」を受賞されました。

自見はなこ:ご長男はアメリカに留学されたそうですね。

武田:中学3年生のとき、いわゆる不登校になりました。うちの息子は「積極的不登校」だったのです。勉強するし、生徒会長も務めるけれど、学校に不審を抱いていた。そのため、学校と交渉してカリフォルニアの高校に行きました。でも、「そのままアメリカの大学に行くのかな」と思っていたら、1年で帰ってきたのです。

淵澤:そうだったのですね。

武田:「何で帰ってきたの?」と尋ねたら、「アメリカもいろいろあるんだよ」と言っていました。加えて、「日本のよさ」に気付いたそうなのです。息子は一人旅で世界をまわったのですが、「ダントツで日本はいい国だよ」と話しています。いまは17歳で、悩みながら日本で生活しています。私も妻も、教育とは何かを深く考えさせられました。

自見:数年前から武田さんは、ご家族で「アメリカに移住したい」と言っていたそうですが、実行されるのですか?

武田:行こうと思ったら、新型コロナ感染症が流行して延期になってしまいました。その間、子どもの変化や日本での仕事など、いろいろありました。さらに長男が帰国して「日本のよさ」を話してくれて……「自分は書道家なのに、日本のよさをわかっているのだろうか?」と反省しました。いまは日本のよさについて、すごくポジティブになりました。

淵澤:ということは、アメリカには……?

武田:一旦中止にして、日本の素晴らしさ探求の旅をしています。

自見:そうだったのですね。最後に、現在子育て中のママやパパへ、メッセージをお願いいたします。

武田:お子さんといる時間を丁寧に味わいましょう。いろいろ考えず、愛おしいという気持ちで。その時間はもう一生来ないので、1つ1つ丁寧に味わっていくことをお薦めしたいと思います。

番組情報

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト

毎週日曜 6:04-6:13

番組HP

この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)

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