ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(7月23日放送)に、タレントの三浦奈保子が出演。子育て絵本について語った。
淵澤由樹(アシスタント):三浦さんは東京大学在学中に芸能活動をスタートされ、数々のクイズ番組に出演し、「クイズの女王」とも呼ばれています。プライベートでは8歳の女の子と、6歳の男の子のお母さんです。また、今年(2023年)の2月に絵本『東大脳を育てる 1才から読む漢字どうぶつマンション』を出版されました。
自見はなこ:私の手元に三浦さんが出された絵本があります。「犬」という漢字の扉をめくると、イラストの犬が。同じように「猿」や「鳥」など、次々に漢字とイラストが出てきます。「1歳の子どもには難しそう」と思ってしまいますが。
三浦:実は0歳~2歳くらいの子どもは、平仮名よりも漢字の方が覚えやすいと言われています。右脳が発達しているので、視覚イメージが強いらしいのです。だから特徴のない平仮名よりも、象形文字から成り立つような漢字の方がいいとされています。
自見:この本を出版しようと思ったきっかけは何ですか?
三浦:自分の子どもが1歳~2歳のころ、脳にいいことをいっぱいしてあげたかったのですが、毎日の基本的なお世話、子育てに力尽きて何もできなかったのです。でも、「世の中にはもっと忙しいママがいっぱいいる」と思い、ママが疲れていても、子どもの脳にとっていいことができる絵本をつくりたかったのです。
自見:「こども家庭庁」では、小学校に入る前の子どもの育ち指針に関し、今年(2023年)の秋~冬にかけて閣議決定するために現在、準備しています。そのなかで外遊びや絵本などは、子どもの情操教育にとても大事だと考えています。
三浦:絵本からは、さまざまなことが学べますよね。
自見:そうですね。それでは最後に、現在子育て中のママやパパへ、メッセージをお願いいたします。
三浦:子育ては楽しいけれど、大変ですよね。でも、少しの工夫で「楽ちん、楽しく」という感覚が増していくと思うので、ぜひ一緒に情報交換していけたら嬉しいです。ともに頑張りましょう。
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)