ババ抜きの「ババ」は当初、ジョーカーではなく「別のカード」だった
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月8日放送分のテーマは「ババ抜き」です。
「ババ抜き」は最後までジョーカー(ババ)を持っていた人が負けるゲームですが、現在のババ抜きのもとになったのは「オールドメード(old maid)」というゲームだと言われています。
ジョーカーの代わりに「クイーン」のカードを1枚抜き、残りの51枚を使って「ババ抜き」のようにプレーし、最後に1枚の「クイーン」を持っていた人が負けとなります。そのため、ジョーカーは使われていませんでした。
抜かれるカードが「クイーン」になった理由として、「オールドメード」という言葉には「婚期を逃した未婚の女性」という意味があるそうです。最後までペアになれなかったクイーンのカードが「婚期を逃した未婚の女性」と重なることから、「オールドメード」と呼ばれるようになったと言われています。
「オールドメード」が日本に伝わった際、クイーンが「おばあさん」という意味の「ババ」になり、やがて「ババ抜き」になったそうです。その後、ジョーカーが加えられたことで「ババ=ジョーカー」の認識へと変わっていきました。
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