ババ抜きの「ババ」は当初、ジョーカーではなく「別のカード」だった

By -  公開:  更新:

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月8日放送分のテーマは「ババ抜き」です。

ババ抜きの「ババ」は当初、ジョーカーではなく「別のカード」だった

※画像はイメージです

「ババ抜き」は最後までジョーカー(ババ)を持っていた人が負けるゲームですが、現在のババ抜きのもとになったのは「オールドメード(old maid)」というゲームだと言われています。

ジョーカーの代わりに「クイーン」のカードを1枚抜き、残りの51枚を使って「ババ抜き」のようにプレーし、最後に1枚の「クイーン」を持っていた人が負けとなります。そのため、ジョーカーは使われていませんでした。

抜かれるカードが「クイーン」になった理由として、「オールドメード」という言葉には「婚期を逃した未婚の女性」という意味があるそうです。最後までペアになれなかったクイーンのカードが「婚期を逃した未婚の女性」と重なることから、「オールドメード」と呼ばれるようになったと言われています。

「オールドメード」が日本に伝わった際、クイーンが「おばあさん」という意味の「ババ」になり、やがて「ババ抜き」になったそうです。その後、ジョーカーが加えられたことで「ババ=ジョーカー」の認識へと変わっていきました。

番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい

毎週月曜〜金曜 7:37 - 7:42

番組HP

晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・

Page top