名前は「沼」なのに、分類は「湖」になる場所ってどこ?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月18日放送分のテーマは「沼」です。
「沼」とは何でしょうか? 環境省では「一般に深さ5メートル以下で、底は泥深く、クロモやフサモなどの『沈水沿岸植物』が生えている湖沼を言う」としています。
「沈水沿岸植物」とは、体全体が水中にあり、根の部分が水底にとどまっている植物のことです。また、「湖沼」は文字通り「湖と沼」を指します。ちなみに環境省では、「湖と沼は厳密には区別されていない」としています。
「湖」の定義は、「四面を陸地で囲まれ、内部に水をたたえたもの。池や沼などより大きく、中央部に沿岸植物の侵入を許さない深さ(5~10メートル以上)を持つもの」とされています。
また、名前には「沼」と付くものの、分類上は「湖」になる場合もあります。例えば群馬県の「尾瀬沼」は、最も深い場所で約9メートルあります。同じく群馬県の「菅沼」は、最も深いところが約75メートルあるそうです。
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