五色沼の「赤沼」は、なぜグリーンなのに名前が「赤」なの?

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月19日放送分のテーマは「沼の豆知識」です。

五色沼の「赤沼」は、なぜグリーンなのに名前が「赤」なの?

五色沼・赤沼

観光名所として知られる沼はいくつもあります。代表的なのが、福島県の「五色沼」です。正式名称は「五色沼湖沼群」と言います。

具体的には「毘沙門沼」「赤沼」「みどろ沼」「竜沼」「弁天沼」「瑠璃沼」「青沼」「柳沼」など、いくつもの湖や沼の総称です。

1888年(明治21年)、磐梯山の噴火によって「五色沼」は誕生しました。沼によってエメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーなど、さまざまな色が見られることから名前が付いたそうです。

色が違うのは天気や季節、見る角度、水に含まれる火山性物質などによるものとされています。

「赤沼」のように、名前には「赤」と付いていますが、沼の色はグリーンのものもあります。沼の水に鉄分が多く、周りの植物が錆びた鉄色のように染まることから、この名前が付いたと言われています。

また、「青沼」は大きさこそ五色沼で最も小さいですが、「ブルーの美しさはいちばん」と言う方が多いそうです。

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