「鏡沼」に現れる「ドラゴンアイ」 なぜこんな形になるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月20日放送分のテーマは「沼にまつわる話」です。
秋田県と岩手県にまたがる山「八幡平」の頂上付近に、直径50メートルほどの「鏡沼」があります。
毎年5月中旬~6月中旬にかけて、「鏡沼」を覆った雪がリング状に解けると、中心部に残った雪が竜の瞳のように見えることから「ドラゴンアイ」と呼ばれているそうです。さまざまな条件が揃ったときだけ見られる自然現象です。
また、茨城県には「牛久沼」という沼があります。水辺を管轄する龍ケ崎市を始め、牛久市、つくば市、取手市、つくばみらい市の5市に囲まれた、約6.5平方キロメートルにも及ぶ大きな沼です。
「牛久沼」にはいくつもの伝説があり、その1つが「河童伝説」です。牛久沼に住んでいたイタズラ好きな河童をこらしめるため、村人たちが捕まえて松の木に縛り付けたところ、河童は「もう二度とイタズラはしません」と泣きながら訴えました。
かわいそうに思った村人たちが河童を沼へ帰すと、それ以来、河童は悪さをやめただけでなく、沼周辺の草を刈り取るなど村人の手伝いをするようになったそうです。
河童が縛り付けられた松の木は「かっぱ松」と呼ばれ、現在も残っています。
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