ニッポン放送で毎週月曜日から木曜日の朝8時からお送りしている朝のワイド番組『垣花正 あなたとハッピー!』。
9月21日(木)の放送では、国連のSDGsのグローバル・ゴールズ・ウィークにあわせて、大量生産・大量消費・そして大量廃棄が問題になっている、「ファッション業界」が取り組むSDGsを取り上げた。
ニッポン放送・熊谷実帆アナウンサーが取材したのは、環境とファッションの共生にいち早く取り組んでいる革製品ブランドの「genten(ゲンテン)」。株式会社クイーポが1999年に立ち上げたオリジナルブランドで環境に配慮した様々な革製品を作っている。
1階には商品がズラりと並び、2階には工房がある「genten市ヶ谷店」を訪れた熊谷アナウンサーは、「トントントン」と革製品を作るトンカチの心地よい音と、革の独特の良い匂いが漂う店内で、チーフデザイナーの岡崎佳代さんに、「genten」の製品の特徴についてインタビューを行った。
熊谷:さっそくなんですが、「genten」の商品の特徴を教えてもらえますか?
岡崎:主に革製品をメインとしながら、環境に配慮した天然素材で作っています。長く使っていただくことで、ドンドン味わいが増していくような製品づくりをモットーに作っています。また、製品のほとんどは、プラスチックやナイロンなどの石油由来の素材は極力使用せずに作っているのが特徴です。
スタジオでは、熊谷アナウンサーが「genten」の3つの企業理念を紹介
1、環境に配慮します
2、限りある資源を大切にします
3、愛着のあるモノづくりをめざします
コチラの理念は、SDGsで定められた「目標12」の「つくる責任 つかう責任」に該当するが、限りある地球の資源を大切にしながら、持続可能な生産と消費のバランスを意識し作られている「genten」の製品に対し、パーソナリティの垣花正は、「愛着を持って作られた商品は、それを購入したお客さんも、その商品に愛着をもって、当然大切にして長持ちさせる」とコメントした。
さらに、「genten」革製品の魅力に迫るため、熊谷アナウンサーは、長く使い続けられ、元の明るい茶色から琥珀色に変わった「名刺ケース」を手に取りながら、岡崎さんにお話しを伺った。
熊谷:この傷のつき具合もいいですね。
岡崎:日々の“使い癖”で、爪傷などもついていきますが、それも“景色”の1つになって、自分だけの味わいになっていきますね。
熊谷:自分だけの景色の1つになっていく・・・素敵な表現ですね。お店にとっては、新しいモノを買ってもらえば買ってもらうほど、お店の利益になるじゃないですか。でも「genten」では、そういうことではないんですよね?
岡崎:やっぱり、大量生産・大量消費ということではなくて、1つのモノを長く大切に愛着をもって、お使いいただけることが私たちが大切に思っていることで、壊れたら修理してお使いいただく。愛着のある暮らしを提案しています。
さらに、スタジオでは、熊谷アナウンサーが、「genten」のこだわりの1つである「素上げ調」についても紹介。
「素上げ調」とは、あえて革に付いた傷などを加工せずに、ありのままの姿を提供するというもので、自然の風合いを最大限に生かし、使う人とともに成長していくのが「genten」の製品の特徴だということも伝えた。
職人によって手作業で作られる「genten」の革製品に魅せられた熊谷アナウンサーは、自分用の名刺ケースを購入。熊谷アナウンサーは、「使って1週間でもうすでに色が変わってきていて、毎日変化を見るのが楽しくたまらない!」とコメントした。
熊谷アナウンサーも絶賛の「genten」の製品について、詳しくは、コチラをチェック!https://genten-onlineshop.jp/