落語家、立川志らく氏が11月13日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。人工知能(AI)技術が悪用されるケースが相次ぐ中、2日に配信されたイギリスのロックバンド、ビートルズの「最後の新曲」とされる「ナウ・アンド・ゼン」が10日、イギリスのシングルチャートで首位を飾ったことを巡り、「AI技術を使った良いことに期待したい」と語った。

ザ・ビートルズ ~ユニバーサル ミュージック合同会社(2023年11月2日 19時00分)プレスリリースより
11月配信されたビートルズの「最後の新曲」とされる「ナウ・アンド・ゼン」が10日、イギリスのシングルチャートで首位になった。この曲はAIを使って過去のデモ音源からジョン・レノンさんの声を抽出して作られた。

ザ・ビートルズ の最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」 ~ユニバーサル ミュージック合同会社(2023年11月2日 19時00分)プレスリリースより
志らく)AIを使った良いことの1つですね。誰か別の歌手が歌うということなら、よくある話なのだけれども、ジョン・レノンさんの声を使って曲を作る日が来るなんて、すごいことです。
当人の声で曲を作ることができるならば、例えば現在放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインのモデルとなった歌手、笠置シヅ子さんの声で、2人組音楽ユニット「YOASOBI」のヒット曲「アイドル」を歌わせることもできるということです。期待したいですね。楽しみにしています。