ジャーナリストの須田慎一郎が2月27日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。量子コンピューターの事業化について解説した。
富士通や日立などが参画し、量子コンピューター新会社立ち上げへ
飯田)量子コンピューターの商用化に向け、国内で新しい会社の立ち上げを目指します。富士通や日立製作所、NECなどが参画するようです。
須田)量子コンピューターは画期的な次世代型コンピューターです。「富岳」などのスーパーコンピューターをはるかに超えるようなものが出てきます。ここに向けて凌ぎを削っているので、民間セクターに任せるだけでなく、国もお金を投入するべきだと思います。一民間企業だけではコスト的な負担が大きすぎる。だから連合を組んでいるのですが。
量子コンピューター分野でトップグループに入らなければ、日本産業の明日はない
飯田)成長分野にお金を投入すれば、あとあと大きな利益になっていく。かつてのインターネットもそうでした。
須田)量子コンピューター分野でトップグループに入らなければ、日本産業の明日はありません。
飯田)安全保障に直結するとも言われています。
須田)暗号の解読なども、量子コンピューターはいとも簡単に行います。
飯田)サイバーアタックなどにも関連するのですね。岸田政権がこの辺りにしっかりお金を付けられるかどうか。
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