『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

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株式会社セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン-イレブン)は、10月15日(火)、東京・ベルサール飯田橋ファーストにて『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア発表会』を開催。全11エリアに分けて盛り上げる本施策について、コンセプトや狙いなどを明かした。

『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

この度全国11エリアで開催となる『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』

これまでセブン-イレブンでは、地域の美味しさを広める取組みを強化してきたが、今回、全国を北海道、東北、新潟北陸、関東、長野山梨、東海(静岡除く)、静岡、関西、中国四国、九州、沖縄の11エリアに分けて、全国一斉に盛り上げる大規模な地域フェアを開催。「みんなで食べて応援」をテーマに各地域の食材を使った商品を販売するという、全国21,000店舗を持つセブン-イレブンだからこそできる新たな施策となっている。

セブン-イレブン 全国一斉地域フェア発表会

この度の発表会では、セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 地区MD統括部 総括マネジャー・鷲野博昭氏が登壇。この日、10月15日(火)より始動する『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』の概要や、商品の詳細に関する紹介がおこなわれた。

『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 地区MD統括部 総括マネジャー・鷲野博昭氏

目まぐるしいスピードで変化する外部環境において、地方では少子高齢化や地域格差などの問題が広がってきており、農業においても、生産者の高齢化や人手不足、原材料の持続的な供給など、多くの課題を抱えている。セブン-イレブンではそうした地域課題と向かいながら、「地域とともに生きる社会を実現する」を目標に、継続的な取組みを進めていると鷲野氏は説明した。

『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

創業50周年となる2023年度の取組み

創業50周年にあたる2023年度においては、地域フェアを全国で65回実施し、各都道府県で発売された商品の数は、延べ491アイテムとなる。2024年度には、改めて多くの人々にこの地域フェアを知ってもらうため、初めての全国同時期開催をおこなうこととなった。

10月15日(火)~10月28日(月)の14日間実施される今回の地域フェアでは、全国11エリアで合計100アイテムを販売。「みんなで食べて応援」と書かれたシールを貼った商品が対象となっている。これまで都道府県ごとにおこなってきたものを、各エリアへと広げることで、地産地消から「地産“多”消」への拡大を目指す狙いがあると鷲野氏は語った。

『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

鷲野氏が紹介した東北の“うまいもの” 会場にはフェアの対象商品や、取組みのストーリーを綴ったパネルの展示も

その後、鷲野氏は、今回地域フェアで販売する商品について詳細を説明(時間の都合により、11エリア中、3エリアのみ紹介)。東北エリアでは、三陸産わかめや青森県産ごぼうなど7つの原材料を使った商品が合計10品あり、三陸産わかめに関連したストーリーも紹介。東日本大震災によって被災したメーカーとともに復興へ向けて歩んできた歴史が綴られており、東北限定の『三陸産わかめのおむすび』には、収穫直後のわかめを加工した「生冷わかめ」が使われている。

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関東エリアの“うまいもの”

関東エリアも同様に、7つの原材料が使われ、商品は合計10品が発売。収穫率全国1位でシェア率9割を誇る群馬県産のこんにゃくいもを使用した、『味しみ玉こんにゃく』などが売り出される。

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静岡の“うまいもの”

静岡では、5つの原材料を使った商品を合計9品販売。高級食材のクラウンメロンを使った、『クラウンメロンほいっぷのスイーツメロンパン』などが楽しめる。クラウンメロンについては、「果肉はピューレに、皮や繊維は香り成分を抽出し、丸々1個を使用する取組みをおこなっています」と鷲野氏は話した。

『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

『セブン-イレブン・ジャパン 公式YouTubeチャンネル』にてWEB動画が公開中

また、イチロー出演によるWEB動画も現在公開中。地域の食べ物を食べて日本の食を守っていく地産地消の考え方とセブン-イレブンの思いを、分かりやすく動画にまとめているといい、セブン-イレブン・ジャパンの公式YouTubeチャンネルにて視聴することができる。

『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

左から、セブン-イレブン・ジャパン 安藤氏、鷲野氏、清水氏

最後に、地区MD統括部(東海)シニアマーチャンダイザー・安藤氏と、地区MD統括部(北関東)シニアマーチャンダイザー・清水氏も登壇し、フォトセッションを実施。これから始まる新たな取組みに向けて、意気込みを見せた。

鷲野博昭氏 インタビュー

『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

発表会後、インタビューに応じる鷲野氏

発表会後、ニッポン放送 NEWS ONLINE編集部は、鷲野氏へインタビューを実施。今回の取り組みの狙いや、今後の展望などについて話を聴いた。

――地域フェア拡大の狙いについて、改めてお聞かせいただけますか?

鷲野氏:創業50周年にあたる2023年に地域フェアをやらせていただいていた中で、いろいろな方から多くの原材料をいただいていて、それをどこかで大きくアピールしたいと考えていました。今回、様々な形でお客様に認知向上していただくために、全国で一斉におこなうこととなりました。

――「11エリア」の分け方は、どのように決まったのでしょうか?

鷲野氏:我々が元々商品開発をしているエリアに沿っています。味や思考などの観点から、やはり地域を分割していく中では、現在の11エリアのような形が合っていると考えています。

――地域フェアをおこなうにあたって、生産者の方々からはどのような反応をいただいていますか?

鷲野氏:いろいろな生産者の方と携わらせていただいていますが、「自分たちが作ったものが、自分たちの都道府県以外でも売れてほしい」ということを、一様に強くいただいております。今回、地産地消だったところからエリアを広げたことで、認知向上を含めていろいろな部分でお手伝いできるかと思いますし、ご要望に対してもお答えできるのかなと思います。

――最後に、今後の展望についてお聞かせいただけますか?

鷲野氏:セブン-イレブンも昨年50周年を迎えさせていただいて、「健康」「地域」「環境」「人財」という4つのビジョンを掲げております。今回の「うまいもの大集合」という部分では、地域社会や環境の未来へ向けて、皆さまと一緒に歩んでいけたらと思っています。そこが一番の願いです。

『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』を全国11エリアで14日間開催 フェア拡大の狙いと今後の願い「未来へ向けて一緒に歩んでいけたら」

「うまいもの大集合」にはセブン-イレブンの願いが込められている

生産者の要望に応える形で実現した『セブン-イレブン 全国一斉地域フェア』は、10月15日(火)~10月28日(月)の14日間開催。地域とともに未来へ向けて歩んでいきたいと願う、今後のセブン-イレブンの取組みに期待が高まる。

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