フリーアナウンサーの福田典子がパーソナリティを務める『スルミ presents トップジャム』(毎週木曜午後9時~9時30分/PODCASTでも配信中)。ゲストに博報堂執行役員の嶋浩一郎が出演し、本屋大賞の立ち上げや本屋の経営、企画を考えるポイントなどを語った。

石塚つばさ、嶋浩一郎、福田典子
嶋浩一郎は1993年に博報堂に入社。コーポレートコミュニケーション局で企業のRR活動に携わり、2004年に本屋大賞の立ち上げに参加。2006年に既存の手法にとらわれないコミュニケーションを行う博報堂ケトルを設立し、カルチャー誌『ケトル』やニュースサイト「赤坂経済新聞」で編集長を務めるなど、メディアコンテンツの制作にも積極的に携わっている。
嶋が携わる幅広い活躍のなかでも、まずは本屋大賞の立ち上げについて番組パートナーの石塚つばさ(株式会社スルミ 代表取締役CEO)から質問が飛び出した。昔から本屋が大好きだったという嶋は、「作家がマニアックな視点で(賞を)選ぶのもいいと思うけど、読者のことを一番よく知ってる書店員の人がおすすめする本が、実は一番面白いんじゃないかと思っていた」という。
福田から「企画を生む中で大事にされているポイントは?」と訊かれると、嶋「実はみんな本音ではこう思ってた、ってことを発見するのが企画のキモ」と応えた。
下北沢で本屋の経営も行う嶋に、石塚が「本にこだわる理由」をさらに尋ねると、「無駄なものが大好き」と話す嶋。「結局、イノベーションや新しいアイディアは、そういった無駄なものから生まれてくる。つまり、無駄がいっぱいある世の中の方がクリエイティブな世の中になると思ってます。読むまで役に立つかどうかわからない本も無駄なものと思っているし、それこそが本屋の素晴らしいところですね」と締めくくった。
番組はポッドキャストでも配信中。次回は、セルソース株式会社 代表取締役CEO澤田貴司が出演予定。
【福田典子 プロフィール】
1991年生まれ。2013年立教大学経営学部を卒業後、RKB毎日放送入社。情報番組やスポーツ番組を担当し、福岡ソフトバンクホークス番リポーターとして活躍。2016年テレビ東京に中途入社。「モヤモヤさまぁ〜ず2」の3代目アシスタントに抜擢。そのほか主な担当番組は「よじごじDays」「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」等。野球、ゴルフ、卓球、フィギュアスケート、柔道、競輪、ソフトボールなどスポーツ中継の経験を生かし、リオ、平昌、東京と3大会のオリンピック報道にも携わった。2024年3月末日にテレビ東京を退職し、フリーアナウンサーとしても活動する。一児の母。
【株式会社スルミ 代表取締役CEO 石塚つばさ プロフィール】
経営者の父の影響を受け大学在学中である2020年に株式会社スルミを創業。DX人材の育成および生成AIのプロダクト開発やコンサルティングを行っている。大学在学中に芸能活動を経て横須賀市観光大使および防衛省広報支援に就任。ミスワールド・ミスユニバースなど世界的ミスコンのファイナリストとしてSDGsをテーマに世界に向けて発信し受賞歴もある。青年版ダボス会議”One Young World"Manchester Summit2022およびILS TOP100スタートアップにも選出された。一般社団法人生成AI普及活用協会(GUGA)執行委員。日経xwomanアンバサダー。NewsPicksプロピッカー。TSUTAYA「Discover us」コラムニストなども務める。
【番組概要】
■番組タイトル『スルミ presents トップジャム』
■パーソナリティ:福田典子 (フリーアナウンサー)
■パートナー:石塚つばさ(株式会社スルミ 代表取締役CEO)
■ゲスト:嶋浩一郎(博報堂執行役員)
■番組メールアドレス:tj@1242.com
■番組X:@topjam1242
■番組ハッシュタグ:#トップジャム
■番組HP:https://www.1242.com/tj/