【銭湯女子 熊谷実帆アナウンサーの「一湯一会」 第八湯】
ふらりとお出かけしたいけれど、どこも旅費が高い……、そんなあなたに朗報です! 今回は、都心から1時間ほど車を走らせた先に待っている埼玉県ときがわ町の「玉川温泉」をご紹介します。

昭和レトロなフォトスポットも満載
埼玉県ときがわ町は「都心に近い本格的な田舎」と呼ばれているそう。まるで『となりのトトロ』の世界観のようで、青々とした森に囲まれ、きれいな川も流れ、空気もおいしい! そんな森の中をずんずん進んだ先にあるのが昭和レトロな温泉銭湯「玉川温泉」です。

ミゼットや郵便ポストが昭和の雰囲気を演出
辿り着くとまず出迎えてくれるのが、ダイハツ工業が1957年(昭和32年)から1972年(昭和47年)まで生産・販売していた軽自動車規格の三輪自動車、「ミゼット」。たまに支配人が乗って運転することもあるそうですよ。
中に入ったら田舎のおばあちゃんの家に来たような、はたまた昭和の街に迷い込んだようなワクワクする空間! さっそくお風呂に入ってみましょう!

早く温泉に入ってみたくてワクワクする私(笑)
地下1700メートルの秩父古生層から湧出するアルカリ性単純温泉(ph10)を誇る天然温泉で、強アルカリ性の湯は、肌表面の角質を落とす効果があるのでお肌がすべすべに! しかも体の芯からしっかりとあたたまり、長持ちする保温効果にも優れています。

玉川温泉名物の金魚鉢クリームソーダ
さて湯上りのドリンクには……、“昭和レトロなクリームソーダ”はいかがでしょうか。金魚鉢の入れ物に入っているのも子供心くすぐられます。クリームソーダを堪能した後は外の空気を感じにテラスへ。そこには、さらに昭和レトロな装飾で溢れていました。

ラーメン屋の屋台を再現!
昭和の街ではおなじみだったラーメン屋の屋台、公衆電話BOXなど、当時の雰囲気をそのまま残したような空間が広がっています。しかもどれも触ってOK! 実際に体験することで昭和の時代を感じてほしいという玉川温泉の願いが込められていました。

懐かしのピンボールや10円レトロゲームも
さらに大人も夢中になって昭和レトロなゲームを体験できるゾーンや駄菓子屋さんも併設されていました。お風呂だけでなく、様々な昭和の体験ができて、丸一日楽しむことができますね。
自然豊かなときがわ町で昭和を感じ、素晴らしいお湯に浸かる。なんだか非日常的で、身も心もほっこりするような癒しの時間でした。ぜひあなたも玉川温泉で昭和にタイムスリップしてみましょう!
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銭湯女子 熊谷実帆アナウンサーの「一湯一会」
銭湯やサウナが好きすぎて、銭湯検定やサウナスパアドバイザーの資格も取得! ニッポン放送・熊谷実帆アナウンサーが、あなたもきっと行きたくなる珠玉の銭湯情報をお届けします。
好みの銭湯やサウナを求めて全国各地に飛び回っています!