ニッポン放送『上柳昌彦 あさぼらけ』の人気コーナー「ウルトラヒットの道標」、10月20日(月)~24日(金)の放送にはラッツ&スターの桑マンこと、桑野信義が初登場する。事前にニッポン放送で収録を行ったが、パーソナリティの上柳昌彦とは同い年、東京都大田区大森に縁がある、そして共にがんサバイバーで現在通院している病院も同じという共通点も多々あり、2人は直ぐに意気投合した。

桑野信義、上柳昌彦アナウンサー
桑野は2020年に直腸がんのステージ3bと宣告を受け、15時間にも及ぶ手術を受けたが、病気になる前はかなり不規則な食生活を送っていて、実は30代でも別のがんになり、他の病気も様々発症していたという。今回の直腸がんでの抗がん剤治療は想像を絶する苦しさで、自分はもう帰って来られないかも知れないという覚悟のもと、家族に向けて「入院闘病記録」をつけていたと明らかにした。コロナ禍で面会も出来ない中、リモートで家族と会話をし、鈴木雅之の全国ツアーに参加することを目標に抗がん剤の副作用に耐え、壮絶な治療を乗り越えたという。
その鈴木雅之・マーチンとは幼稚園からの仲で、幼稚園に行きたくなくて母親に腕を引っ張られて泣きながら通っていた桑野少年の様子を見て、雅之少年もつられて泣いていたという微笑ましいエピソードを披露。その後、中学まで一緒に過ごし、マーチンが結成したシャネルズにトランペット担当として加わったが、誘ってもらったきっかけや、当時の気持ちも語る。がん治療で入院中も、マーチンが「今、病院の下を通ったぞ」などどまめにLINEを送ってくれて、沢山の熱い言葉に勇気付けられたとのことで、桑野にとって「マーチンは兄貴であり、お父さんの様な包み込んでくれる存在」だという。
2020年に亡くなった志村けんさんとは、TV番組『志村けんのバカ殿様』で共演。なぜバラエティ番組に誘ってもらえたのか、最初に志村さんと加藤茶の楽屋に挨拶に行った時に怖かったこと、故・東八郎さんの後に“家老役”を引き受けることに悩んだ時に志村さんからかけられた言葉、コントは「100%ではなく、80%の力でいけ」というアドバイスの理由などが明らかに。桑野は「志村けん師匠ともう一度お酒を飲みたかった」としみじみ語った。
また、トランペット奏者だった父の背中を見て、同じトランペット奏者を目指したことや、そんな父と2人で生活した当時の話も語られる。
なお、番組にはリスナーからたくさんのメールが寄せられたが、桑野の同級生や地元の友人からのメッセージが多数紹介されると「〇〇(名前)じゃないか!?」など驚きつつも懐かしそうにリアクションしていた。
この収録の模様は10月20日(月)~24日(金)の5日間、『上柳昌彦 あさぼらけ』で連日5時15分頃に放送。4時台には桑野信義のリクエスト曲をエピソードと共に紹介する。さらに前週の10月17日(金)4時台にも桑野のリクエスト曲をオンエアする。
【番組概要】
■番組タイトル:ニッポン放送『上柳昌彦 あさぼらけ』
■放送日時:2025年10月20日(月)5時~6時
10月21日(火)~24日(金)4時30分~6時
※4時台火曜日は33局ネット、水~金曜日は34局ネット
※5時台3局ネット
■パーソナリティ:上柳昌彦アナウンサー
■ゲスト:桑野信義
■メールアドレス:ue@1242.com
■ホームページ:https://www.1242.com/asaborake/