マーブルガムは「アタリ」と「ハズレ」で何が違う?【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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『マーブルガム』の歴史

1959年に発売されたフーセンガム

『マーブルガム』は1959年(昭和34年)に『丸川製菓』さんから発売された、フーセンガムです。
代表的なオレンジ味の他にイチゴ味、グレープ味があります。
この中でも『オレンジのマーブルガム』は“3世代に愛される味”として、長く親しまれています。

特徴

四角いガムが作れず丸い形に

この『マーブルガム』の特徴は“ガムが丸い”ということです。
『丸川製菓』さんでは戦後から、チューインガムを発売していましたが、1950年代になるとアメリカから輸入していた四角いタブレットタイプのガムを、国産化するための研究を始めました。
ところが、なかなか四角いガムが作れず、丸くなってしまったそうです。
そこで逆に“丸いガムも面白いかも!”ということで、丸い形の『マーブルガム』が誕生したそうです。

『アタリ付き』と『アタリなし』

丸いガムは小さなお子さんでも、クチに入れやすく、さらに箱に『アタリ』を付けたことから、アッと言う間にヒット商品になりました。
現在、『マーブルガム』には『アタリ付き』と『アタリなし』の2つの種類があって、『アタリ付き』は6粒、『アタリなし』は4粒入りだそうです。(但し、イチゴ味の4粒入りはないそうです)

『フィリックスガム』の歴史

そんな『丸川製菓』さんにはもう1つ、定番商品があります。
それが『フィリックスガム』です。

発売当初は黒猫ではなく、クマをモチーフにしていた

黒猫をモチーフにした、アメリカのキャラクター『フィリックス・ザ・キャット』のデザインでおなじみのガムです。
ところが発売当初は黒猫ではなく、クマをモチーフにしていたそうでそのためデザインがちょっと違います。
その後、いろいろ経緯がありましたが、最終的に正式に『フィリックス・ザ・キャット』をデザインした『フィリックスガム』になりました。
そして当初の“クマ”をモチーフにしたデザインのものは『エフエックスガム』と名前を改めて発売されるようになりました。

(2016/4/20放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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