地球合宿2016『未来館ナイトツアー』に参加してみませんか? 【ひろたみゆ紀・空を仰いで】

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秋になって日が暮れるのが早くなってきましたね。
東京では7月の初めは19時頃だった日の入りが、9月に入り1時間以上も早くなっています。
早く暗くなると早く家に帰らなきゃと思うから不思議です。
生き物は太古の昔から暗闇に対して畏怖の念があるのでしょうね。
暗闇が怖いと言えば、中学生の頃、部活が終わり門をでて振り返ると、暗闇の中で校舎が巨大化しているように感じたものです。
真っ暗な校内は、いつも知っている昼間の学校とは全く違う顔でした。
特に理科室や音楽室。理科室の人体模型が動いているかもしれない、音楽室の壁のバッハがしゃべっているかもしれない…そんな妄想が頭をよぎり、恐怖と同時にとても興味が湧いて来ました。
映画「ナイト・ミュージアム」も思い出されます。
夜になると博物館の剥製や模型が大騒ぎ!暗闇はそんなワクワク感ももたらしてくれるのです。

日本科学未来館では、そんな楽しいイベントが開かれます。
その名も地球合宿2016『未来館ナイトツアー』

ナイトツアー

こちらの暗闇はとても雄大でロマンチック。
科学未来館のシンボル、地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」は、夜になるといっそう輝きを増します。
このイベントでは、80種類を越すジオ・コスモスの上映コンテンツをじっくり鑑賞し、自分と地球のつながりや、生物同士のつながりについて考えます。
自分の思考が遥か彼方に飛んで行くのを感じるのではないでしょうか。

昼のジオコスモス1

また、閉館後の誰もいなくなった館内を巡るナイトツアーも行われます。
科学コミュニケーターが数人のグループごとに案内してくれますよ。
真っ暗な館内を懐中電灯を頼りに館内を歩きます。

夜のオトナロイド®

夜のテレノイド®

探検

人間酷似型ロボット=アンドロイドや国際宇宙ステーションの模型など、様々な展示で昼間は科学を楽しく教えてくれる未来館。
夜は一体何が起きるのでしょうか?ワクワクしますね~。

geoコスモスの下でおやすみ

そして、最後は1階のシンボルゾーンで夜の大きな美しい地球を見上げがら、ゆったりと眠りにつきます。
こんな経験はなかなかできませんよね。どんな夢が見られるのでしょう。

このイベント、去年は未来館の会員向けに行われました。
参加した方からは
「宇宙や地球というテーマで参加者が一体になることを体感できた。夜のツアーでは、普段気づかないことに気づくことができた。」
「ゆっくり自転するジオコスモスを眺めながら、眠りにつく幸せ。」
など感想が寄せられ大好評だったため、今年は一般の方も参加できるようになりました。

地球合宿2016『未来館ナイトツアー』は10月22日(土)16:30~23日(日)8:30まで。
定員は20名で申し込みが多い場合は抽選になります。
参加できるのは、小学4年生~大人の方(小学生・中学生は保護者同伴)
参加費は、大人 1,620円、18歳以下 1,210円(入館料と朝食代含む)
参加を希望する方は、日本科学未来館の特設ページ
地球合宿2016『未来館ナイトツアー』の中の「お申し込みフォーム」から申し込んで下さい。
抽選結果は締め切り後10日以内に、記入したメールアドレスに当選の可否が伝えられます。
申し込みの締め切りは、9/30(金)17:00です。
外観

あなたも、是非、科学未来館で忘れられない一夜を過ごしてみませんか?

レポート:ひろたみゆ紀

ひろたみゆ紀・空を仰いで

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