さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回の「しゃベルシネマ」では、11年ぶりのシリーズ第3作『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』を掘り起こします。
全世界女性の “心の友”、ブリジット・ジョーンズがまたまたお騒がせ!
アラフォーになったブリジットは、テレビ局の敏腕プロデューサーとして活躍するも、なぜかいまだに独身。
過去に彼女が愛した男たち、ダニエルは事故で亡くなり、マークは別の女性と結婚したものの離婚調停中。そんなブリジットにまたまたドラマチックな出会いが訪れる。
お相手は、ハンサムでリッチなナイスガイ、IT企業社長のジャック。
いつもの天然キャラでジャックと急接近するブリジット。
しかしひょんなコトから、元カレのマークとも再会を果たし…。
二人の男性の間で揺れ動くブリジットは、どちらのイケメン男性を選ぶのか…。
「幸せになりたい!」と奮闘する30代独身女性の等身大の恋愛事情を描き、世界中の女性から絶大な支持を受けた人気ロマンティック・コメディの最新作。
不器用でドジでダサいポッチャリ系女子・ブリジットを演じるのは、もちろんレニー・ゼルウィガー。
今作の製作が明らかになった頃「レニーの劣化が…(以下、自粛)」なぁ〜んて噂も飛び交いましたが、やっぱりブリジットを演じるレニーはとびっきりキュート!
相変わらず、いろいろとやらかしてくれて、私たちを笑わせてくれて。
身近な友人に久しぶりに会ったような親近感を覚えます。
そして相変わらず…と言えば、ブリジットと“深い仲”になるのが、イケメンでリッチマンというコト。
ジャック役でシリーズ新加入となったのは、人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」をはじめ、多くのドラマや映画で活躍するパトリック・デンプシー。
そのうえ、しかめっ面さえ大人の色気に溢れているコリン・ファースが、マーク役として再び登場しているのも、本シリーズのファンにとっては嬉しいトコロ。
この二人とどんな恋愛トライアングルを繰り広げるか、大注目です。
ところで『ブリジット・ジョーンズの日記』というタイトルなのですから、当然、彼女は日記をつけています。
これまではオシャレなノートにビッシリ文字を書き連ねていましたが、今作ではなんと、iPadで日記を綴るブリジットの姿が…。
考えてみれば、第1作が公開されたのが15年前。
これもデジタル化の影響?!
時代と共に、日記のスタイルまで変化しているのねぇ〜。
…と、本編とあまり関係のないトコロで、思わず感慨深くなってしまいました。
ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期
2016年10月29日から全国ロードショー
監督:シャロン・マグワイア
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー ほか
©Universal Studios.
公式サイト http://bridget-jones.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/