意外と深い人類とビーズの歴史!【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

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今日は大阪の吹田市にある国立民族学博物館で、今週木曜日から始まる「ビーズ-つなぐ・かざる・みせる」のご紹介です。

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開館40周年記念特別展「ビーズ―つなぐ・かざる・みせる」国立民族学博物館HPより

これは博物館の開館40周年を記念した特別展で、ビーズを「人類が作り出した最高の傑作品のひとつ」として捉え、さまざまな展示がされるとのこと。

一言にビーズといっても想像以上に歴史は深く、種類も豊富で、展示はされていませんが最も古いとされているのが南アフリカの渓谷で見つかった「貝殻に穴を開けたビーズ」で、およそ7万5000年前のものだとか。アクセサリーで身を装うことはいつの時代も変わらないのだと驚かされます。

そもそも「ビーズ」という言葉の語源は「オールド・イングリッシュ」と呼ばれるアングロサクソン語の「祈る」または「祈る人」からきており、古くは神聖なものとして崇められていたものです。

ネックレス、ブレスレット、ブローチ、髪飾り―それらを太陽や月の象徴として身に付けたり、神々を奉る儀式に使ったり、やがて富の象徴としての存在に変化したりするなど、ビーズは意外な程に人類の歴史に関わっているのです。

<ユイカの感想>

ビーズ……そんなに歴史があったなんて知らなかった。すごくないですか? 7万5000年前ですよ。貝殻に穴を開けたビーズ、どんな形だったのだろう。その頃から“自分の身を飾る”ということを人類はしていたのですね。
ビーズは「穴が開いているアクセサリーの意」らしいです。この展示では主に自然の素材からできたものを扱っているとのこと。
私はビーズにはそこまで関わりは無いかなと思っていましたが、最近パワーストーンのブレスレットをよくしています。パワーストーンも広い意味で言うとビーズらしいです。
いろいろな自分の置かれている状況によって合う石と合わない石が変わってくる。人は自然のものをちゃんと自分でキャッチして身を守っているのだなと思うと、面白いですね。
今日はビーズについてのお話でしたが、思ったよりも奥が深い世界でしたね。このビーズ展は大阪吹田市にある国立民族学博物館で6月6日までです。

(3月6日放送分より)

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『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~

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