小池都知事と公明党~都議選でタッグを組んだ2者の意外な関係とは?【高嶋ひでたけのあさラジ!】

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7/5(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

なぜ公明党は都議選で小池都知事と組んだのか?
7:03~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)

公明党,山口那津男代表

【東京都議選2017】東京都議選で、候補者23人全員が当選確実となり、笑顔を見せる公明党の山口那津男代表=2017年7月2日午後、東京都新宿区の公明党本部 写真提供:産経新聞社

公明党は都議選全員当選が歴史的な使命

先日の東京都議会議員選挙で小池知事と共に戦った公明党。中央では自民党と国政運営している公明党がなぜ都議選では小池知事の側に付いたのか。ジャーナリストの鈴木哲夫氏に詳しく解説していただきます。

高嶋)私は素朴な疑問でひとつだけテーマを伺いたいのですが、小池さんと公明党。東京都議会議員選挙で小池さんが本当に心血を注いで公明党候補の選挙応援をして、もしこれが衆議院議員選挙だと仮定すると東京都は自民党1勝24敗だということできょうの新聞に出ているのですが(笑)。これはしょうがないとは思うのですが、なぜ公明党も国政では安倍さんと組みながら、あの都議会議員選挙ではあんなにはっきりと小池さんのグループと組んだのですか?

鈴木)結論を言うと公明党も小池さんも上手いな、と。これが結論なのですね。どういうことかというと、公明党の場合は、やはり東京都議会議員選挙というのは全勝しなければいけない。全員当選というのは歴史的に命題・使命なのです。

高嶋)公明党はそもそもが東京から出たようなものですからね。

鈴木)そうです。発祥と言って良い訳ですよね。

高嶋)それで宗教法人の認可がどうのこうのって。

鈴木)以前は都道府県が認可していた。だから絶対にここで与党でなければいけない、全員当選でなければいけないという、伝統ですね。
絶対に勝たなければいけない、その為には今度の都議選はやはり小池さんと組む、小池さんの絶大なる人気を一緒にやっていくという、これが1番良いのですよね。そうすれば公明党からすると小池さんと一緒にやろうということになる訳です。

 
公明党は地方の動きに敏感 自民党と不仲になったのは今回が初めてではない?

鈴木)ただ、小池さんとやるということは自民党と離れるわけですよね。自民党と公明党は中央では組んでいるのだから。でも公明党というのは地方の動きと中央の動きをきちんと上手く分けている。
例えば大阪で維新の会のときもあったじゃないですか。大阪都構想とか選挙を考えたときに、実は自民党と公明党は仲良しなのだけども、やはり公明党は独自に大阪維新と連携を上手くして自民党とはちょっと仲悪くなったと。
そういう変幻自在ないわゆる“キャスティングボートを握る”というその辺の技術を公明党は知っている訳です。

 
1度は小池知事と仲違いとなった公明党

鈴木)さあ一方で小池さん、小池さんと公明党の仲についてさっきおっしゃいましたが、一度少し仲が悪くなったことがあったのですよ。これは長く取材をしていてそういうことがあって、宗教団体がらみなのですが。公明党・創価学会と小池さんが仲悪くなる時期があったのだけど、そこは小池さんが頭を下げるような形で。
それで公明党の候補の為に小池さんが一生懸命運動をして、それに逆にまた意気に感じて、特に学会の婦人部の方とかが「小池さんは中々女性として頑張っているし、応援しよう」ということで。1回トラブルがあったから逆にその後お互いに信頼し合って、喧嘩の後の仲直りでより仲が深まったという関係もある。
小池さんにしてみればやはり公明党と仲良くしておくことは都議選もそうだしその後の議会でも大切でしょう。だから絶対にこういう組織というものを必ずどこか味方に付けておくのは絶対にプラスだという計算というのが小池さんにはある。
そういう意味ではこの両者は上手い。したたかな動きを見せたというのが今度の連携だと思いますね。

高嶋)政治家同士の手の握り合いというのは裏に三筋四筋五筋のいろんな理由があって、その辺を見て来ると面白いでしょうね。小池さんと公明党はそういうプロセスであったと。

鈴木)ただ今回これがあったことによって次に怖いのは、じゃあ中央の自民と公明が今度は国政選挙で上手くいくのかと。この辺が非常にポイントになって来ますね。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00


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