キャンドルサービスの歴史
ロウソクは英語で『キャンドル(candle)』です。
辞書にも『ロウソク=キャンドル』とあります。
そんな中、『キャンドル』は正確には同じロウソクでも『西洋ロウソク』のことを指す・・という解釈もあるそうです。
キャンドルサービスとは
“キャンドル”が付いた言葉の1つに『キャンドルサービス』があります。結婚披露宴で、新郎新婦が来て下さったお客様のテーブルにあるキャンドルに、火を点けて回ることです。
由来は『ユニティキャンドル』?
この『キャンドルサービス』の由来ですが、諸説ある中、キリスト教の結婚式で行われるセレモニーの1つ『ユニティキャンドル』がキッカケとする説が有力だそうです。
『ユニティキャンドル』とは、祭壇に飾られた3本のロウソクのうち、両サイドのロウソクに、両家のお母様が火を灯します。そして残った真ん中のロウソクに、新郎新婦が一緒に火を灯します。
これには“両家の家庭の火を絶やさず、次の世代に引き継いでいく”という意味があるそうです。
さらに『ユニティ』には“ひとつになる”という意味があることから“それぞれ別々の人生を生きてきた二人が、新しく1つの家族になる”ということも意味しているそうです。
日本で初めての『キャンドルサービス』は
ロウソク会社の社員が行った
そんな『ユニティキャンドル』が由来とされる『キャンドルサービス』を日本で初めて披露宴でやられたのは、大阪に本社がありますロウソクの製造・販売の会社『カメヤマ』さんの社員さんだそうです。
1959年(昭和34年)ヨーロッパに駐在されている社員の方から現地の結婚式の情報を聞いた当時の営業課長さんが『キャンドルサービス』を考えて、ご自身の結婚式でされたそうです。
ニッポン放送ほか全国ネット
ニッポン放送 (月)~(金) 朝7:37から(「高嶋ひでたけのあさラジ!」内)
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