一度は食べたい世界のハム【鈴木杏樹のいってらっしゃい】
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まずは『プロシュート』です。
“イタリアで作られる、豚の腿肉のハム”のことですが日本では“イタリア産の生ハム”と認識されることが多いそうです。
特にパルマ地方で作られる『プロシュート・ディ・パルマ』は最高級の品質だといわれています。
続いて『ハモン・イベリコ』。
スペインの最高級のハムで、イベリコ豚で作られた生ハムです。
『ハモン・イベリコ』の品質基準を満たすものには、スペイン政府公認の『原産地証明』というのが付けられるそうです。
続いて『ハモン・セラーノ』。
スペイン語で『ハモン』は“ハム”、『セラーノ』は“山の”という意味です。
イベリコ豚以外の豚で作られた生ハムです。
『プロシュート』は、皮付きの状態で塩漬けしてから熟成させているので、塩分が低く甘みがあります。
それに対して『ハモン・セラーノ』は、皮を剥いでから塩漬けして、熟成させているため、塩分が強くなります。
イタリアの『プロシュート・ディ・パルマ』と、スペインの『ハモン・セラーノ』、そして中国の『金華ハム』の3つが“世界三大ハム”と呼ばれています。
『金華ハム』の“金華”とは、中国にある地名です。
スープや炒め物、蒸し物などの、高級料理の具材として使われます。
8月6日 は『ハムの日』です。
『日本ハム・ソーセージ工業協同組合』が制定した記念日で『ハ(8)ム(6)』の語呂合わせからです。
■杏樹の感想
生ハムっていつ頃から、こんなに身近な食材になったんでしょうネ。
今回、『プロシュート』や『ハモン・イベリコ』、『ハモン・セラーノ』の違いが分かって、勉強になりました。
今回、ハムのお話をしていて丸々1本のハムを好きなサイズに切ってハムステーキにした時、何て美味しいんだろう・・・と改めて思い出しました(笑)。
(2017/8/4放送分より)
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