パディントン旋風、再び日本上陸!『パディントン2』
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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第344回】
さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、1月19日公開の『パディントン2』を掘り起こします。
“愛され”クマさん、今度は逮捕される?!
慣れない都会暮らしでハプニングを巻き起こしていたパディントンも、今ではすっかり“ロンドンっ子”。ロンドンのウィンザー・ガーデンで、ブラウン家の“家族”として幸せに暮らしているパディントン。彼はどこへ行っても“元気”と“マーマレード”を振りまき、周囲から愛される人気者だった。そんなある日、育ての親のルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、骨董品店で世界で1冊しかない“飛び出す絵本”を見つける。とても高価な絵本を手にするために、パディントンは働いてお金を貯めようと決意。
しかしその大切な絵本を何者かが盗み出す現場に居合わせたことから、なんとパディントンが駆けつけた警察官に逮捕されてしまう…。
ペルーのジャングルから憧れのロンドンへとやって来た、クマのパディントン。おっちょこちょいだけど誰に対しても親切で礼儀正しく、どんな時も挨拶と感謝を忘れない“紳士すぎる”クマが、再びスクリーンに帰ってきました。
モフモフボディに赤い帽子とダッフルコート姿が愛くるしい“あの子”が、とびきりの元気とハッピーを届けます。
パディントンの声を演じるのは、前作と同じくベン・ウィショー。ブラウン家とご近所さんにはヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ジム・ブロードベントと、前作を盛り上げた実力派キャストが再集結しました。
驚きなのは、落ち目の俳優ブキャナン役を演じるヒュー・グラント。『ノッティングヒルの恋人』や『ラブ・アクチュアリー』で世界中の女性のハートを奪った英国を代表する人気俳優が、敵役とも呼べるクセのあるキャラクターをお茶目に演じているのも見逃せません。
仕草や行動がひたすら可愛らしく、観る人を虜にするパディントン。純真で疑うことを知らない彼の美しい心に触れると、癒されること間違いなし。
松坂桃李がパディントン、斎藤工がブキャナンの声を務める日本語吹替版も注目ですよ。
パディントン2
2018年1月19日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:ポール・キング
出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ヒュー・ボネウィル、サリー・ホーキンス、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン ほか
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公式サイト http://paddington-movie.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/