【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第343回】
さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、1月19日から公開の『ジオストーム』を掘り起こします。
ディザスタームービーの決定版!
世界各地で頻発する自然災害にまつわるニュースを目にするたびに、その尋常でない状況に、もはや現実は映画の世界を超えているのではないかという錯覚さえ覚えさせられてしまう今日この頃ですが、もしも地球のあらゆる気象をコントロールする人工衛星を人類が開発することが出来たなら…。にもかかわらず、頼みの綱の衛星が暴走し始めたら…。
斬新なアイデアから生まれたディザスタームービーの決定版、それが『ジオストーム』です。
舞台は、近未来。未曾有の自然災害に襲われ続ける地球と人類を守るため、世界各国が団結し、最新のテクノロジーを搭載した気象宇宙ステーションを開発。このシステムにより天候を制御できるようになり、災害は過去のものとなってしまった。しかし運用開始から2年後、宇宙ステーションがウィルス感染により大暴走を始め、地球に猛威を振るい始める。衛星の生みの親でもあるジェイクは暴走の原因を突き止めるために、宇宙に向かうが…。
メガホンを取ったのは『インディペンデンス・デイ』の脚本&製作を兼任したディーン・デブリン。本作で長編映画監督デビューを果たしたデブリン監督が、このジャンルを知り尽くしているからこその迫力ある映像で観客を魅了します。
集結したキャストもスペクタクル。主人公の天才科学者ジェイクにジェラルド・バトラー、ジェイクの弟の天才政治家マックスにジム・スタージェス、さらにエド・ハリス、アンディ・ガルシアと、いぶし銀の実力派キャストが地球の危機に立ち向かいます。
巨大な竜巻が同時に多発するインド、ビルがドミノ倒しになる香港、常夏の海が瞬時に凍るブラジル、そして東京も…。
地球規模の同時多発災害の恐ろしさをリアルに再現した映像に絶句すること、必至です。
ジオストーム
2018年1月19日から丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
監督:ディーン・デブリン
出演:ジェラルド・バトラー、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、エド・ハリス、アンディ・ガルシア ほか
©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., SKYDANCE PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/geostorm/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/