帰国して2009年に日本初のブリトー専門店を開店

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3月7日放送  ゲスト:株式会社「クリスプ」代表 宮野浩史 第3回

自分好みのサラダが目の前で出来上がる!
いま大人気の日本初のチョップドサラダ専門店「クリスプ・サラダワークス」。
サラダをメインに飲食業界で注目を集める宮野浩史の経営哲学と手腕に迫る!

帰国して2009年に日本初のブリトー専門店を開店

アメリカから帰国~タリーズコーヒー入社

黒木)毎日さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺っていくあさナビ、ゲストはチョップドサラダ専門店クリスプ・サラダワークスを展開する株式会社クリスプ社長の、宮野浩史さんです。
天津甘栗からその後、どうなるのでしょう?

宮野)お世話になった方が亡くなり、商売自体は畳んで、1度日本に戻りました。そのとき私、まだ22、3歳でした。サラリーマンをやったことがなくて、憧れていたんですね。自分で商売をやるのはもちろん楽しいのですが、「誰かに評価してもらいたい」という気持ちが当時はありました。それで、日本に戻ったときに「タリーズコーヒー」に入社しまして。そこで5年ほど、お仕事をさせていただきました。

黒木)そこでは何をしていたのですか?

宮野)店長から始めて、緑茶カフェというのをタリーズの会社がやっていたのですが、最終的にはそこの事業責任者をやらせていただきました。5年ほど会社にいて、いろいろな経験をさせていただき、感謝しています。

黒木)そこを辞めて、次にどうしたのでしょう?


麻布十番に日本初のブリトー専門店を開く

宮野)独立して、ブリトーとタコスの専門店を始めました。いわゆるメキシカン・フードです。アメリカでは人気で、小麦粉のトルティーヤの皮の中に、タコスだと野菜とトマト、サルサやお肉が入っています。ブリトーはもう少し大きいトルティーヤの中に、ご飯やお豆、サルサやお肉が入っていて、それをロール状に巻いて食べる。1個でお腹いっぱいになるものです。特に僕がいたカリフォルニアでは人気でした。私自身が好きだったので、「日本で食べたい」と思っていたのですが、なかなかお店がなかった。
「だったら自分でやろうかな」と。
基本的に私は自分の食べたいのしかやりません(笑)。

黒木)どこにお店を出されたのですか?

宮野)2009年に麻布十番に出しました。

黒木)日本初のブリトー専門店ですね。流行ったのでしょうか?

宮野)ありがたいことに、お客様はかなりたくさん来て下さって。特にアメリカ人の方が多かったです。

黒木)その後に、チョップドサラダに展開していくことになるのですが、どれも食べ物なのですね。


おいしいものが気楽に食べることができて、お酒を飲まなくてもいい場所

宮野)食べるのが好きなのですが、お酒が苦手であまり飲めません。仕事終わりで、「ファーストフードではなく、もう少しちゃんとしたものを食べたいな」と思っても、お酒を飲まなくてもいいお店ってあまりないのですよね。
だったら、自分で作ってしまおうと。

黒木)ありそうで、無いですねぇ……そう考えたら、目のつけどころがいいですよね。

(2018年3月7日放送分より)

宮野浩史:1981年生まれ。高校生の時にアメリカに留学。アメリカで輸入販売や飲食店事業を展開し、天津甘栗の輸入・製造販売・ライセンスを手がけるHot Pebbles, Inc.を設立。約1年で年商200万ドルのビジネスに育てた。
その後シカゴで日本人向けジェラート・タピオカドリンク専門店「Tapito」をオープン。
2004年、日本に戻り、「タリーズコーヒージャパン株式会社」に入社。エリアマネージャーとしての運営管理を経て、事業責任者に就任。
2009年、フリホーレス株式会社を創業。日本初のブリトー専門店を麻布十番に開業。
2014年、日米の文化や商習慣・消費者心理の知識と経験から、カスタムチョップドサラダ専門店「CRISP SALAD WORKS」をオープン。3年の間に恵比寿、六本木、代官山、広尾と人気エリアに立て続けに出店。

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