季節や天気でタイヤはこうやって選ぶ!
公開: 更新:
『タイヤ』は大きく分けると、『夏用』と『冬用』があります。『夏用タイヤ』とは、新車に標準装備されている一般的なタイヤや取り替え用のタイヤのことです。それに対して『冬用タイヤ』は、雪道や凍結した道を走るために作られたタイヤのことです。一般的には『夏用タイヤ』=『ノーマルタイヤ』、『冬用タイヤ』=『スタッドレスタイヤ』と呼ばれています。
『スタッドレスタイヤ』の『スタッド』とは『鋲(びょう)』のことでそれが『無い=レス』ことから『スタッドレスタイヤ』です。一般的に普及するようになったのは1990年頃からで、それまで主流だった”鋲付きのタイヤ”『スパイクタイヤ』の使用が法律で禁止されたことがキッカケで、開発されました。
『スタッドレスタイヤ』には低い温度でも、しなやかさを失わない、特殊なゴムが使われています。そこに太くて深い溝が刻み込まれていて、雪道や凍結した道でも安定して走ることが出来ます。
そんな『スタッドレスタイヤ』ですが、冬だけでなく年間通して使うことは出来るのでしょうか? 冬の道で優れた性能を発揮する『スタッドレスタイヤ』ですが、雨の道路や水たまりを走る時、ブレーキの性能が『夏用タイヤ(ノーマルタイヤ)』より劣るそうです。そういった理由から、冬が過ぎたら出来るだけ早く、『夏用タイヤ』に取り替える必要があるそうです。
『スタッドレスタイヤ』とは別に『スノータイヤ』がありますが、同じものではありません。『スノータイヤ』は雪道を走る時に適していますが、凍結した道には適していないそうです。トラック用のタイヤとして使われることがあるそうですが、乗用車用のタイヤでは、ほとんど使われていないそうです。
(2018年4月5日放送分より)
ニッポン放送ほか全国ネット
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 朝7:37から(「飯田浩司のOK! Cozy up!」内)
ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。