野田聖子総務大臣が語る「女性の働き方」 子供を産んで気づいた生産性が向上する働き方

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野田聖子総務大臣が語る「女性の働き方」 子供を産んで気づいた生産性が向上する働き方

『すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト』(4月22日放送)では、野田聖子総務大臣が出演し、女性の働き方について語った。

淵澤:今週から野田聖子さんが取り組まれている様々な「子育ての課題」について伺っていきます。きょうは「女性の働き方」についてです。

自見:聖子先生にとって、母になったことが、働き方の転換期では? と思っております。母親としての強い意志、マー君(息子さん)を守るのは私なんだ!という強い意志を感じます。産まれてきてくれたマー君と対面してきた時、どんな気持ちだったんですか?

野田:17週目から障害があるというのは覚悟していました。だから、“生かされている”だけで、1日1日よかったです。この歳で“おっぱい”出てましたし。搾乳してNICU(新生児集中治療室)に届けると、入れてくれる。毎日その積み重ね。息子の状態の悪さは織り込み済みだったし、それをよくするために駆けずり回っていました。

自見:マー君を産む前と後では、まったく働き方も変わったということですよね。多くの女性が子供を産みながら、家庭を守りつつ、社会でも活躍をする。そのような“社会のマインド”どう変わっていくべきだと思われますか?

野田:子供を持っていらっしゃる方は“ハンデ”だと思われてきたけど、むしろ今、働き方改革で求められているのは“生産性”なわけで。お母さんを経験すると非常に生産性が向上します。ダラダラと仕事をしているわけにはいかない。なにしろ、天からいただいた命を守らないといけないので。残業をして(食事の世話をしないで)子供を飢え死にさせるわけにはいかない。わたしも独身の時にはダラダラ朝から晩まで仕事をしてきましたが、誰にも迷惑をかけなかった。でも、いまは責任があります。
それと、子供って制御不能です。子供を持つと、想定外の色々なことに耐えうる“器用さ”が身についてきます。なにかショックなことがあっても、「世の中そんなものだ!」と。つまり女性はもともと、そういう環境に置かれちゃうんだけど、男の人にも、そういう予定調和のない世界っていうのを知ってもらって限られた時間の中で仕事をするクセを付けてもらえれば働きやすい、生産性が向上する社会を作れるだろうなと、母になってから思います。

自見:聖子先生の息子さんは現在、小学校2年生。やんちゃ盛り。聖子先生のブログ「ヒメコミュ」で、元気な姿を拝見することが出来ます。

野田:産まれた時には仮死状態。これまでに13回の外科手術をやってきました。(現在)見た目はそんな風には見えなくて。我ながら凄い子だなあと。わりと、すくすく育ちました。

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト
FM93AM1242ニッポン放送 毎週日曜 6:04~6:13

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この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)

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