吉田羊単独初主演! イタイ恋も無駄じゃないっ。『ラブ×ドック』

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第408回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、5月11日公開の『ラブ×ドック』を掘り起こします。


鈴木おさむが映画監督に初挑戦、オリジナル脚本で描く大人のラブコメディ


放送作家として人気バラエティ番組を数多く手がける構成作家、鈴木おさむ。それだけでなくエッセイ『ブスの瞳に恋してる』の執筆や『ハンサムスーツ』をはじめとしたヒット映画の脚本を担当するなど、マルチな活躍をみせています。

そんな彼が初めて映画監督に挑んだのが、『ラブ×ドック』。「大人の女性が主人公の恋愛映画をオリジナル脚本で作りたい」という鈴木監督の熱い思いのもと、ポップでユーモアにあふれたラブコメディが誕生しました。


とある場所に存在する恋愛クリニック“ラブドック”。そこは顧客の髪の毛から遺伝子検査をすることで恋にまつわるすべてが分かるという、恋愛体質の人にとって気になるクリニックだ。

この日訪れたのは、人気パティシエの剛田飛鳥、40歳。彼女は人生では成功を収めながらも節目節目で恋愛に走り、その度に仕事を失い、親友を無くしてきた。

“ラブドック”の魅惑の女医、冬木玲子が処方したのは、遺伝子から抽出したという特別な薬。果たして飛鳥の恋愛模様は、薬の力で軌道修正できるのだろうか…。


主人公の剛田飛鳥を演じるのは、本作が映画単独初主演となる吉田羊。出会いはあっても上手くいかない、恋に仕事に悩み多き不器用な女性を体当たりで熱演。大人の女性のちょっとイタイ恋模様が、彼女が演じるとチャーミングに見えるのも魅力のひとつですね。

飛鳥の恋のお相手となるのは、野村周平、玉木宏、吉田鋼太郎。年下彼氏、同世代の肉食系男子に、年上のちょいワルオヤジという具合に、タイプが異なる男性との恋模様は最大の見どころ。

さらに“ラブドック”の美女院長役に広末涼子、美青年の助手役に成田凌、飛鳥の親友役に大久保佳代子など、随所で揮く個性も見逃せませんよ。


全編に散りばめられたコメディ要素に終始笑いながらも、切ない思いがチクチクと刺さってくる本作。大人の恋愛はキラキラとした楽しいコトばかりじゃない! それでも恋ってステキだなと思える、オトナ女子へとエールが詰まった一作です。


ラブ×ドック
2018年5月11日からTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
脚本・監督:鈴木おさむ
出演:吉田羊、野村周平、大久保佳代子、篠原篤、唐田えりか、川畑要(CHEMISTRY)、山田純大、音尾琢真、大鶴義丹、成田凌、広末涼子、吉田鋼太郎(特別出演)、玉木宏 ほか
アートディレクション:飯田かずな 
ミュージックディレクション&主題歌:加藤ミリヤ 
©2018 『ラブ×ドック』製作委員会
公式サイト  http://lovedoc.asmik-ace.co.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/


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