メロンの歴史5 メロンに含まれる様々な栄養価
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メロンは栄養価がとても高いフルーツです。
例えば『β-カロテン』をとても多く含んでいます。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜の健康を保ったり、喉や肺などを守る働きがあるといわれています。
同じメロンでも、果肉の色がオレンジ色(赤系)の種類のほうがβ-カロテンを多く含むそうです。
メロンの栄養素の中で、特に注目すべきは『カリウム』です。
カリウムには身体に含まれている余分な塩分(『ナトリウム』)を外に出す働きがあることから、高血圧の予防に効果的といわれています。
また身体の中の水分のバランスを整えたり、利尿を促す働きがあるため、腎臓病の予防やむくみの改善が期待されています。
さらにカリウムが不足すると、筋肉痛やケイレンを起こしやすい・・・ともいわれています。
夏場はたくさんの汗をかきますが、汗と一緒にカリウムが失われてしまうため、カリウムの摂取が必要です。
メロンにはそんなカリウムが豊富に含まれています。
他にも、アミノ酸の一種『GABA(ギャバ)』も含まれています。
GABAには興奮を静めて、リラクゼーション効果をもたらしたり、血圧の上昇を抑える効果があるとされています。
ストレスによってGABAが不足すると、精神的な緊張が続いて、身体の不調に繋がるといわれています。
メロンによってこのGABAを摂取することが出来ます。
■杏樹の感想
今回の西日本豪雨では、多大な被害が出ています。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。どうかこれ以上、被害が広がらないことを切に願っています。1日も早く安心した日常が送れるようになりますように・・・
今週はメロンのお話でしたが、それこそ私が子供の頃は高級フルーツのイメージで、何か特別な時にしか頂くことが出来ませんでしたが、農家の方々の努力で以前よりは身近な存在になった気がします。
栄養価も豊富なメロンで、この夏の厳しい暑さを乗り切りましょう。
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