ぶどうの豆知識 皮についている白い粉は農薬じゃない!
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ぶどうの皮についた白い粉の正体とは? ブルームの役割とは?
夏はフルーツが特に美味しい季節ですよね。汗で水分不足の体に染み入る甘くてジューシーな果汁。あなたはこの季節の果物で何が一番好きですか?
「もちろんぶどう!」そう即答する方も多いはず。
ぶどう派のなかにはシャインマスカットや巨峰など、お気に入りの品種もありますよね。今回はどの品種が好きでも役に立つ、ぶどうの豆知識をお伝えします。
ぶどうの皮についている白い粉の正体は、天然成分の結晶「ブルーム」
ぶどうの皮に白い粉が付いていて「農薬かな?」と思い丹念に洗ってしまった経験はありませんか? そんなことはしなくても大丈夫です! この粉をつけたまま出荷できるように農家さんは丁寧に収穫してくださるんですよ。
ブルームの役割は「果肉の水分蒸発を防いだり、病気から守ったりすること」
この粉は「果粉」や「ブルーム」と呼ばれていて、果実から出た天然成分の結晶。脂質からつくられたロウが表面に出てきて、朝露などの水分を弾き、また果肉の水分が蒸発するのを防ぎ、ぶどうを病気から守ってくれているんです。なのでもちろん、食べても無害で問題はありません。
ぶどうの白い粉ブルームは、新鮮さの証でもある
食べても問題がないだけではなく、ぶどうの鮮度の目安にもなります。スーパーでフルーツコーナーをよーく眺めてみてください。白い粉の「果粉」「ブルーム」がついているものはぶどうだけではありません。ぶどうの他にもブルーベリーやリンゴ、スモモなどにも付いています。それが付いているフルーツは新鮮ですよ。
美味しいぶどうを味わうなら、長柄町の『はぎわら農園』へ
長柄町の『はぎわら農園』では「種が無く、コクがあり、滴る果汁と抜群の甘さ」が自慢のぶどう栽培に取り組んでいます。品種は“黒い真珠”と称される『巨峰』、『ピオーネ』、『藤稔(ふじみのり)』など巨峰群と呼ばれ大粒種でどれも食べ応え抜群です。
また、暑い夏に冷たいぶどうを味わっていただこうと、飲食スペースの近くに地下65mから水を汲み上げる井戸を用意し、収穫したばかりのぶどうを天然の冷たい地下水で冷やしながら食べていただくことができます。
この夏はご家族で、ご近所お誘い合わせで、「口から果汁が溢れ出るような大粒のぶどう」をご堪能ください。
2018年のぶどう狩りは8月中旬から
はぎわら農園のぶどう狩りは8月中旬から、ぶどうが売り切れ次第、閉園となります。
ご予約はホームページで、8月1日からの受付となります(必ず前日までにご予約をお願いします)。詳細は『はぎわら農園』のホームページをご覧ください。
ぶどう狩りのはぎわら農園
千葉県長生郡長柄町山之郷601-139 TEL:0475-47-3953
※収穫体験は8月中旬頃オープン予定です。
※インターネット予約は8月1日に受付開始です。
http://hagiwaranouen.com/
【ハロー千葉】