長崎県壱岐島は神様が息づく美食の島
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ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」(9月30日放送)では、「長崎県壱岐島には、あのモンサンミッシェルがある!?」というトピックスを紹介した。
日本で一番、島が多い県は長崎県。そこにはモンサンミッシェルがある島があるのだとか!日本には市町村が1,700以上あります。島にいたっては何と6,800以上あるのです!壱岐市観光連盟の徳永満智子さんにお話しを伺います
-そもそも長崎県の壱岐島とは、どんな島なのでしょう?
徳永「場所的に言いますと九州と朝鮮半島のちょうど中間地点にあります。」
-対馬がありますよね?
徳永「そうですね。対馬はより国境近くにある島で、壱岐島はその手前に位置します。2千年前、弥生時代の遺跡があったり魏志倭人伝にも登場する島です。島内に280基もの古墳があったり、神社が非常にたくさんございまして、神社庁登録してあるものだけで150社、小さな祠も合わせると1,000ぐらいあると言われています。」
-島の広さはどれくらいなのでしょう?
徳永「大体、神奈川県の川崎市よりも小さいぐらいの面積ですね。」
-壱岐島の人口はどれくらいでしょう?
徳永「2万7千人弱ですね。暮らしの中に神様が息づいている島になります。」
-えっ?モンサンミッシェルという名前の神社ですか?
徳永「(笑)いえいえいえ、名前は小島神社です。普段はホントに小さな島なのですけど、干潮の時に参道が現れて渡れるという神社になります。所説いろいろあるのですけども、最近は小島神社に参拝すると恋が叶ったとか、結婚出来たとか、恋愛成就のご利益があるのでは?と口コミでは広がっています。
-それでは日本のモンサンミッシェルにフランス人が来たことあったりするのでしょうか?
徳永「フランスの方はちょこちょこお越しいただけております。『プチ・モンサンミッシェル』と申し上げると、ぷっと笑われて『ノンノン』と言われます(笑)」
-本場はオムレツが有名だと聞いています。
徳永「小島神社に限らず壱岐島は、美食の島でして、10月中頃まではウニが有名で、今は赤ウニが美味しい季節です。赤ウニは水深10mぐらいの所にしか生息していなくて、海女さんが潜って獲られるので、希少価値が高くて、一度召し上がっていただくと二度と他のウニは食べられなくなるいう美味しさです。他にもブランド牛の壱岐牛。こちらは大変人気で、海の潮風を受けて天然のミネラルを含んだ牧草を食べて、育ったものです。後口がさっぱりとした非常に美味しい牛ですね。」
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