かつて海苔は朝廷に捧げられる「高級品」だった

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「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回は、海苔の老舗「株式会社 船福」の話題だ。

かつて海苔は朝廷に捧げられる「高級品」だった
海苔は、日本の食卓に切り離せない食べ物であり、さまざまな種類があります。海苔の専門店はもちろん、デパートやスーパー、ときにはコンビニなどでも置いていますよね。
しかし、海苔の歴史を調べてみると、かなりの高級品として扱われていた時代があったようです。

701年、日本の律令として「大宝律令」が制定されました。
そのなかに、税として献上されるべき品物の項目があり、そこに海苔も記載されていたようです。
朝廷に捧げられるくらいですから、この時代はまったく庶民の食べ物ではなかったのですね。

と言うのも、当時は海苔の生態や、養殖方法が確立されていませんでした。そのため、海中の岩についたものや、浜に打ち上げられていたものを集めていたようです。
半ば自然にまかせた偶然のような産物ならば、確かにとても貴重なもので、庶民には行き渡らないですよね。

やっと庶民の食卓に海苔が登場するのは、江戸時代ごろだそうです。
それでもまだ高価な品ではあったようですが、養殖技術も徐々に発展し、だんだんと一般家庭に普及して行きました。

しかし、海苔の収穫量は胞子の量などによって変わるため、運次第という意味で「運草(うんぐさ)」と呼ばれていたこともあったそうです。
おいしい海苔をいつでも食べられる、いまの時代に感謝したくなりますね。

かつて海苔は朝廷に捧げられる「高級品」だった
「今年のお歳暮を何にしようかな」とお考えの方、千葉の海苔はいかがですか?
今回は、船橋にある海苔の老舗「船福」をご紹介しましょう。

味と香りの良さで知られる千葉の海苔は、ほんのりとした甘みと、ぎゅっと凝縮されたうまみが特長です。
一枚一枚丹精込めて焼き上げた「船福 江戸前千葉海苔 船の橋」は、ご自宅にはもちろん、贈答用にもぴったりです。

また船福本店では、毎年恒例の歳末売出しを開催しています。
ご購入金額2,160円ごとに1回スピードくじに挑戦!
明治座特別公演・ペア招待券など素敵な景品をご用意していますので、ぜひご来店ください。

さらに店頭では、船橋や行徳漁場で採取された「三番瀬海苔」のうまみを存分に味わえる、おむすびを販売しています。
千葉県産の「ふさこがね」を使用した、こだわりの海苔むすびをぜひご賞味ください。

船福本店は、JR船橋駅北口から歩いて5分。
お問い合わせは、電話 047-425-2729 までどうぞ。
合わせてホームページもご覧ください。

株式会社 船福
〒273-0005
千葉県船橋市本町6-21-1
電話:047-425-2729
営業時間:9:30~18:00
※定休日 毎週水曜日(年末は除く)、1/1~1/3
詳しくはこちら

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