「本音」と「建前」の違い~建前=ウソではない!
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本音と建前とは
『本音』と『建前』の意味を調べますと、『本音』は“本心から出た言葉。本当の心。真実の気持ち”。
『建前』は“基本となる方針や原則。表向きの考え”とあります。
『建前=ウソ』ではないワケ
ところが建前は“表向きの考え”であって“本心・本音”でないということから、“建前=ウソ”と思われている方、結構多いそうです。
また本音ではなく、建前で言ったことによって、相手にウソをついた気分になる…という方もいらっしゃるそうです。
確かに『ウソ』という言葉を調べますと、“事実でないこと。人をだますために言う、事実とは違う言葉”または“適切でないこと。望ましくないこと”とあります。
そんなところから“本音は本当のことで、建前はウソをつくこと。もしくは上辺だけのこと”と解釈されることがあるそうです。
建前とウソは『目的』が違う
しかし『建前』と『ウソ』は、実際には違うものです。
その理由として、ウソは“自分の利益になること、あるいは自分が損をしないために、人をおとしいれるために使われるもの”。
それに対して建前は“自分と相手との考えの違いを、相手を不愉快にさせずに伝えるために使われるもの”とされています。
つまり、そもそもの“目的”が違う…ということです。人間関係を上手に保つためにも、建前は必要とされています。
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