七草に込められたそれぞれの意味と効能とは?
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『七草がゆ』の『七草』とは
『七草がゆ』に使われる七草には、1つ1つに様々な意味や効能があります。
それぞれの意味や効能
セリ
『セリ』には“競り勝つ”という意味があります。
鉄分が多く含まれていて、増血作用やめまいの予防などが期待出来ます。
ナズナ
『ナズナ』には“撫でて汚れを払う”という意味があります。
『ナズナ』には解熱や整腸作用、尿の出を良くする…といった働きが期待されています。
ゴギョウ
『ゴギョウ』には“仏様の体”という意味があります。
咳を鎮めたり、痰を切る働きがあるとされています。
ハコベラ
『ハコベラ』には“繁栄がはこびる”という意味があります。
胃の炎症や弱った胃に効果的とされています。他にも、歯茎にも良いといわれています。
ホトケノザ
『ホトケノザ』には“仏様が落ち着いて座ってらっしゃる”という意味があります。
本来、『ホトケノザ』とは、シソ科の『ホトケノザ』のことですが『春の七草』で指す『ホトケノザ』とは、キク科の『タビラコ』または『コオニタビラコ』のことだそうです。
スズナ
『スズナ』には“神様を呼ぶ鈴”という意味で、一般的にはカブのことです。
消化を助ける働きがあるとされています。
スズシロ
『スズシロ』は“汚れのない純白”という意味です。
一般的にはダイコンのことで、こちらも『スズナ』と同じように消化を助ける働きがあるとされています。
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