伝説の魔法使いが、あなたの人生をカラフルに変える!
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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第558回】
さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、2月1日公開の『メリー・ポピンズ リターンズ』を掘り起こします。
ディズニー永遠の名作、あの感動がよみがえる!
P.L.トラヴァースの小説をもとに映画化され、1964年に公開された『メリー・ポピンズ』。空から舞い降りてきた乳母(ナニー)、メリー・ポピンズがロンドンのバンクス家へとやって来て、周りの人々に不思議な体験をもたらしていくというファンタジックなストーリーは、老若男女問わず愛され続けています。
アニメ、実写、ミュージカルの様子が大胆にミックスされた独特の世界観は、いま観ても斬新かつ新鮮! そんな名作中の名作の続編が、55年の時を経てお目見えします。
前作から20年後のロンドン。バンクス家の長男マイケル・バンクスは、いまでは家族を持つ親となり、父や祖父が働いていたフィデリティ銀行で仕事に就いていた。しかしロンドンは、大恐慌時代。金銭的な余裕はなく、さらに妻を亡くしたばかりで家のなかは荒れ放題。さらに追い討ちをかけるように、融資の返済期限切れで家を失うという大ピンチを迎えていた。
そんなとき、風に乗って彼らの元に舞い降りたのが、あの魔法使いメリー・ポピンズ! 20年前と少しも変わらない容姿の彼女は、一風変わった方法でバンクス家の子どもたちの“しつけ”を開始する…。
前作を知る人は懐かしさが込み上げ、初めてその世界観に触れる人は童心に返ったかのようにワクワクする本作。世代を超えて愛されるメリー・ポピンズのキャラクターの魅力は、もちろん本作でも健在です。
エミリー・ブラントが演じるメリー・ポピンズはパーフェクトでエレガント。そして優しくユーモアたっぷりに、様々な魔法で私たちを魅了します。
監督を務めたのは、ミュージカル映画の巨匠となったロブ・マーシャル。「この映画は他の人には任せたくなかった」と語るほど、幼い頃から『メリー・ポピンズ』が大好きだというマーシャル監督。メリー・ポピンズへの愛とリスペクトがこの映画をさらに素晴らしいものにしたと言っても、過言ではないでしょう。
人生を楽しむこと、そして人生に不可能はないことを気づかせてくれるメリー・ポピンズの“美しい魔法”。心踊る歌とダンス、そしてとびっきりの魔法で、あなたの人生にも幸せをもたらしてくれることでしょう。
メリー・ポピンズ リターンズ
2019年2月1日から全国ロードショー
監督・原案:ロブ・マーシャル
原案&脚本:デヴィッド・マギー
音楽製作総指揮:マイク・ハイアム
歌曲・音楽:マーク・シェイマン
歌曲:スコット・ウィットマン
出演:エミリー・ブラント、リン=マニュエル・ミランダ、ベン・ウィショー、エミリー・モーティマー、ジュリー・ウォルターズ、コリン・ファース、メリル・ストリープ ほか
日本語吹替版:平原綾香、谷原章介、岸祐二、堀内敬子、島田歌穂、加藤憲史郎
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公式サイト https://www.disney.co.jp/movie/marypoppins-returns.html
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/