野党に求められるのは“批判”ではなく“提案”

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(3月4日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。あるべき今後の野党の姿勢について解説した。

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来年度予算案、衆議院通過~年度内の成立が確定

過去最高の100兆円を超えた2019年度予算案は2日未明、衆院予算委員会で野党側が抗議するなか裁決が行われ、自民・公明両党の賛成多数で可決された。これで年度内に成立することとなり、与野党の論戦の舞台はきょうから参議院に移る。

飯田)憲法の規定に30日ルールというものがあって、衆院通過後、参院で採決されなくても30日が経てば自然成立するという流れになっております。

須田)昨日、私の高校の一級先輩である、今回繰り上げ当選となった馬淵澄夫さん、無所属になるのですけれど、この方のパーティーが関西で開かれたので応援に行きました。旧民主党所属の議員ですから、支持者の人たちはどのように物事を考えているのだろうか、今回の国会論戦を含めてどのように国政の動きを見ているのだろうか興味があったものですから、手当たり次第に聞いて回りました。そうすると、不正統計問題、これはいくら追求しても意味が無いだろうと言うのです。

飯田)意味が無い?

有権者が求めるのは対案型野党

須田)ええ。堂々巡りになるし、あれは旧民主党の責任もあるわけだし、しかもわかりにくい。何でも反対ではこれからの野党の役割は果たせないのではないか、やはり対案型にならないといけない。旧社会党のように野党であり続けるのであれば別ですが、政権の受け皿になるような野党を目指すのであれば、我々有権者が望んでいるのは、「私たちが政権を取ったらこういう世の中にします」、「こういうことを実現します」という具体策、或いは対案だと言うのです。そしていまの野党には、特に民主党の流れをくむ野党にはそういった対案、提案がまったく見受けられない、ここがいちばん不満だと、口をそろえて言っていました。

与党への批判だけの野党に不満を持つ有権者

飯田)そうですか。馬淵さんは昔から体現されていた方ですものね。自分で調べて、自分で政策を作って、それを予算委員会でぶつけるという。いまは確かにそういう国会論戦は無くなりましたね。

須田)馬淵さんは旧民主党と言っても、どちらかと言うと保守グループの人だから、支援者もそうなのだろうと思われるかもしれませんが、それ以外の人たちも来ているのです。例えば連合の方々とか。そして連合の人に伺っても同じようなことを言います。ですから、確かに国会論戦で安倍政権の批判を強くするのは、大向こう受けはしますよ。

飯田)テレビがこれを大きく使ったりするわけですよね。

須田)マスコミも大きく扱うし、アピールしている有権者の支持が取り付けられるように誤解してしまいがちです。自分たちの生活をよくするために、野党は何を考えているのか、追及路線ばかりではその辺りが見えて来ないという不満が有権者にはあるのです。立憲民主党がスタート当初はあれだけ支持率も高かったのに、どんどん下がって来ているのはその辺の不満があるのかなと思います。

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