やりたいことがわからず働いている若者へアドバイス

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「上原隆 はたらくラジオ」(3月4日放送)では、リスナーからのメールを交え、若手社員への応援メッセージを送った。

やりたいことがわからず働いている若者へアドバイス
「やりたいことがわからず働いている若者」~どうしたら良い?

神奈川県 “あきお”さん 51歳会社員
「先日、25歳の息子と話していたときのことです。大卒でいまの会社に就職した息子は、働き始めて数年経つにもかかわらず、やりたいことがわからないと言うのです。正直、驚きました。よくよく話を聞くと、そういう人は周りにも多いと言います。恥ずかしながらそんな息子に何とアドバイスをすればいいのかわからず、『まぁ、そのうち見つかるよ』と無責任なことを言ってしまいました。上原さん、このような若者が多いのは本当なのでしょうか?」

上原)実際、やりたいことがわからず働いている人は多いです。もし、「やりたいことが見つかった」と思っても、キャリアを積むなかでまたわからなくなる…この繰り返しがほとんど。だから「やりたいことがわからない」ということをあまり悩む必要はありません。ぜひ次に話す3つのことを大切にしてください。

(1)自分が今(将来)「やりたいこと」
(2)自分が今「やれること」
(3)自分が今、役割責任として「やるべきこと」

この3つを重なり合わせて行くことを考えてみましょう。

本当に「やりたいこと」がわからないのだろうか? を問うために、まずは自分のやりたいことを真剣に見つけて行く意識を持ちます。このとき、どんなに小さくてもいいので、自分の「やりたい」をとにかく深く掘り下げることが大切です。いろいろな人と話すことで見つけられることもあります。
それが難しければ、いまやれること、できることをとにかく増やして行きましょう。いま自分にできることを進めて行くと、それが「好き」につながることもあります。

最後に、新入社員などで、まだできることが少ない人は、いま目の前に与えられた「やるべきこと・やらなければいけないこと」に、とにかく一生懸命取り組みましょう。そうするとその経験が「できること」を増やすことにつながり、そこから自然とやりたいことが見えて来るときがあります。

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