「垣花正あなたとハッピー！」（3月28日放送）で、『定着しない生き方！アドレスホッパーって何！？ 』と題して特集した。

働き方や生き方が多様化してきた中で、あえて定住する家を持たず、ホテルや友人宅など、さまざまな場所を生活拠点にする。『アドレスホッパー』と呼ばれる若者たちが今、増えている。

『アドレスホッパー』は、address（アドレス、住所）とhopper（ホッパー、次々と移動する人）を合わせた造語。

果たして、どんな生活をしているのか？番組では、実際に外資系の企業に勤めながら『アドレスホッパー』という生き方を選んでいる28才の男性・会社員のマットさんに話を聞いた。

マットさんがアドレスホッパーを始めたのは2018年の秋から。きっかけは、出張や旅などで年間3分の1は家を空けていて、賃貸の更新時期が来たこと、家をもたないことで、いろんな場所に出かけられると思ったという。これらがキッカケで、アドレスホッピングとしての生き方を選んだという。

具体的に、どういうところに、泊まるのか。基本は都内のホテルを中心に宿泊。地方だと、旅館や、3～4000円で個室に泊まれるゲストハウスなどが多いという。気になったホテルに1、2泊して、楽しむことができるのも、魅力と語った。

いっぽう、税金や住民票などはどうしているのか。マットさんは、実家に住民票があり、税金関係は会社員のため、給与天引き。

気になるのは、服や荷物。マットさんは、アドレスホッパーとしての生活を始める前に、断捨離をして、かなり荷物を減らしたそう。現在は、キャリーケースひとつと、背中に背負える革のバッグで、生活している。

家を持たない『アドレスホッパー』。ひとつの生き方として、非常に興味深いスタイルだ。

垣花正 あなたとハッピー！
FM93AM1242 ニッポン放送　月-金　8:00-11:30