アメコミ最強のダークヒーローがスクリーンに蘇る!
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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第695回】
さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。シネマアナリストの八雲ふみねが観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、9月27日から公開の『ヘルボーイ』を掘り起こします。
壮絶にして苛烈! 新たなヘルボーイ伝説の幕開け!!
2004年にギレルモ・デル・トロ監督によって映画化された同名人気コミックを再映画化された『ヘルボーイ』。アメコミ最大にして最強のダークヒーローが、原作者であるマイク・ミニョーラを製作総指揮に迎え、まったく新しく生まれ変わりました。
アメコミ界のダークヒーローの真打が、日本でもいよいよお目見えとなります。
地獄で生まれ、地球で育てられた悪魔の子、ヘルボーイ。超常現象調査防衛局「B.P.R.D.」のエージェントとして活躍する彼は、地球を救うため、暗黒時代に封印されて1500年の眠りから覚めたブラッドクイーンことニムエに決死の戦いを挑むことに。
しかし、人類への復讐心から地上を魔物の世界に変えようと企むブラッドクイーンの魔力によって、ヘルボーイは世界を滅亡させるほどの強大なパワーを手にしてしまう。果たして、世界は終焉を迎えてしまうのか。そして、ヘルボーイの運命は…。
新ヘルボーイを演じるのは、人気TVシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で注目を集めているデヴィッド・ハーバー。善と悪の狭間で激しく葛藤する現代のダークヒーロー像をダイナミックに体現しています。
そして対するヴィラン、ブラッドクイーンに扮したのが、ミラ・ジョヴォヴィッチ。セクシーで美しく、狂暴にして凶悪。彼女の鮮烈な存在感を放つ怪演は見逃せませんよ。
監督は、イギリスを拠点に活躍して来た鬼才、ニール・マーシャル。魔物が闊歩しては鮮血が飛び散る、まさに地獄絵図と化したような光景を、他のアメコミ映画の追随を許さない、バイオレンスな描写でビジュアル化しました。
壮絶にして苛烈なまでに描き出された、新たなヘルボーイ・ワールド。これを観ずして、アメコミ映画は語れない!?
『ヘルボーイ』
2019年9月27日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:ニール・マーシャル
コミック原作/製作総指揮:マイク・ミニョーラ
出演:デヴィッド・ハーバー、ミラ・ジョヴォヴィッチ、イアン・マクシェーン、ダニエル・デイ・キム、サッシャ・レイン
(C)2019 HB PRODUCTIONS, INC.
公式サイト http://hellboy-movie.jp/sp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/