黄ニラ~麺類やみそ汁にも合う万能野菜
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、黄ニラ大使の植田輝義が出演。黄ニラのさまざまな食べ方について語った。
黒木)今週のゲストは岡山県で黄色いニラ、黄ニラを生産されています、黄ニラ大使の植田輝義さんです。黄ニラ大使として普及活動に取り組まれている植田さんですけれども、何ときょうは自慢の黄ニラを用意してくださいました。
植田)はい。
黒木)とてもシンプルなのですが、これは茹でて?
植田)これは約1分茹でて、茹でた黄ニラをポン酢と鰹節で。
黒木)いただきます。容姿からは想像できない、きちんとしたニラの味がしているのに甘いという。食べやすい温野菜という感じですね。
植田)おっしゃる通りだと思います。
黒木)ニラは体にいいのですか?
植田)体にいいですね。ビタミンも豊富で、滋養強壮もあります。
黒木)滋養強壮もいい。
植田)平安時代から、日本にはニラが流れて来ています。強いお野菜として認識、認知されていて、体にはとてもいいです。人にも優しいお野菜だと思います。
黒木)食べやすいですね。
植田)食べやすいですよね。青いニラもとても美味しいのですが、苦手な方でも甘みがあるので、黄ニラなら食べることができます。地元の岡山では和食、洋食、中華とさまざまなシーンで使われています。
黒木)うどんやちゃんぽんなどにも入れられそうですね。
植田)日本で初めて黄ニラを食された方は、徳川の水戸光圀公と言われています。その光圀公が麺類で黄ニラを食したと、文献にも明記されています。
黒木)光圀公が。夏であればそうめんの薬味によいでしょうし、生でもいろいろな料理に使えそうで、幅が広がりますね。岡山県がナンバー1のシェアだということを知りませんでした。岡山県の岡山駅や岡山空港では、黄ニラを使った駅弁、空弁があるのですか?
植田)あります。
黒木)黄ニラ醤油というものも持って来ていただきました。
植田)地元の倉敷の醤油メーカーさんとコラボさせていただいて、土産等で販売させていただいています。
黒木)150センチくらいの小さいサイズで。
植田)この黄ニラ醤油は、冷奴や卵かけごはんに使っていただいています。シンプルに使っていただけたらと思い、きょうはお持ちしました。
黒木)この黄ニラもつまみになりますね。
植田)僕はお酒が好きなので、夜はいろいろなものと合わせます。
黒木)たとえばどんな食べ方をなさいますか?
植田)ポン酢で食べたり、豚肉とさっと炒めたりして食べます。
黒木)美味しそうですね。
植田)牛肉の薄いロースで巻いて、フライパンで焼いたり。
黒木)薄いロースで巻く。なるほど、お弁当などにもよさそうですね。
植田)チャーハンにしてみたり。
黒木)それは合いますね。味噌汁も合いますしね。
植田)僕は味噌汁に入れるのがいちばん好きです。
植田輝義(うえだ・てるよし)/黄ニラ・パクチー農家(黄ニラ大使)
■兵庫県揖保郡太子町出身。1974年生まれ。
■高校卒業後、大手鉄鋼会社で6年間勤務。
■黄ニラ農家を営む奥さんの実家を訪れ、清らかな自然に感動し、継ぐことを決意。1999年に婿入りし脱サラ。岡山県玉柏・牟佐地区に移住。
■現在は「黄ニラ」「岡パク(岡山マイルドパクチー)」を生産。
■黄ニラを世界に広める「黄ニラ大使」を名乗り、黄ニラやパクチーの新メニュー開発や飲食店へのPRなど幅広く活動。目にも鮮やかな黄色のツナギがトレードマーク。
ENEOSプレゼンツ あさナビ(10月22日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳