弁当コンサルタント・野上優佳子~スープジャーを使った簡単なお弁当のつくり方

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子が出演。スープジャーでつくるお弁当について語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは料理家で弁当コンサルタントの野上優佳子さんです。やはり、お弁当を作るときの簡単なテクニックは色ですよね?

野上)わかりやすく美味しそうに見える色合いはあるかと思います。大体5色が入っていると、美味しく見えるとよく言います。

黒木)赤とか黄色、緑、黒とかね。味付けはどうですか?

野上)しょっぱいものはご飯のおかずになりますし、箸休め的に甘いおかずもあると嬉しいですね。あとは、味の切り替えができる酸味のあるおかず。そういうものが入っていると、飽きずに食べることができます。

黒木)入れるときは、大きなものから入れて行く。

野上)そうですね。お弁当は面積を埋めるゲームだと思います。いつまでも面積が埋まらないと、途方に暮れてしまう。いちばん最初に、いちばん面積を取るご飯から詰めて、いちばん食べたい大きいお肉系のおかずをドンと入れて、あとはこまごましたものを詰めて行って、面積を埋める。

黒木)野上さんが出されている書籍のなかで、『スープジャーで楽するおべんとう生活』というものがありますが、珍しいですよね。スープを入れるスープジャーをお弁当にするということですか?

野上)そうです。

黒木)実際に、鶏手羽のサムゲタン風というものを持って来ていただきました。

野上)これがサムゲタン風です。スープジャー専用のスプーンがあるのですが、カチャカチャ金属音が鳴るのでお嫌いな方もいます。このスプーンならば鳴りません。しかも先端がスクエアなので、こういう側面のものも掘り出しやすいのです。

黒木)いいですね。鳥がしっかり煮えています。時間がかかるかなと思ってしまうのですが。

野上)沸騰した熱湯は80度を超えるくらいなのですが、真空断熱の状態ですので、スープジャーのなかに入れて蓋をしておくと、5時間経っても70度くらいに保てます。蒸発しないので煮詰めることはできませんが、煮込むとか煮含めるということがとても得意です。通勤中の状態で煮込んでいられるのです。

黒木)温かいですね。

野上)これは4時間前に作ったものです。

黒木)4時間前でこんなに温かいのですか?

野上)お肉を1回最後まで火を通していただいて、蓋をしておくと、3~4時間コトコト火を入れているのと変わらない状態になるのです。

黒木)ちなみに、このサムゲタン風は?

野上)実際に調理をしたのは、鶏肉に完全に火が通る10分間だけです。お米は、生米の状態で10分間スープと一緒に煮立たせて、そのままスープジャーのなかに入れただけです。

黒木)時間もかからないですし、優れものですね。調味料とは別に手羽中、ネギ、ザーサイ、すりおろし生姜、生米などの材料だけを調味料とは別に準備しておいて、朝それをぼんとなべに入れて、火にかけるだけ。

野上)煮立たせて、お肉に火が通ったら、そのまま入れて蓋をするだけです。

黒木)何て簡単なの。

野上)お肉なので、火を通す時間が必要ですけれども、お豆腐などならば、もっと短い時間でできます。

黒木)お酒とコショウと塩だけの味付けなのですね。どこからこの旨味が出るのですか?

野上)ザーサイと、骨付きの鶏肉を使っているので、お肉からスープをつくるときは何時間もコトコト煮ますよね。ほぼその状態です。鶏がらスープの素を使わずに、これだけ出汁が出るのです。

ニッポン放送「あさナビ」

野上優佳子(のがみ・ゆかこ)/料理家・弁当コンサルタント

■株式会社ホオバル代表。社会人から小学生まで2女1男の母。
■中学生のころからお弁当を作り続けて30年以上! 長いお弁当生活の知見から、お弁当についての講演や執筆、メディア出演も多数。メニュー開発やお弁当箱などの商品開発アドバイザーも務める。
■著書には『野上優佳子のお弁当おかずの方程式』『お弁当のセカイ』『お弁当づくりの地頭がよくなるお弁当のセカイ』など。最新は『スープジャーで楽するおべんとう生活』(笠倉出版社)を出版。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(12月24日放送分より)
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