カリフォルニア州が新型肺炎で非常事態宣言~米でも対策が本腰に

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(3月6日放送)に上智大学教授・政治学者の前嶋和弘が出演。カリフォルニア州が新型肺炎で非常事態を宣言したニュースについて解説した。

サクラメント(州都)(カリフォルニア州-Wikipediaより)

アメリカのカリフォルニア州が新型肺炎で非常事態宣言

アメリカのカリフォルニア州のニューソム知事は4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて非常事態を宣言した。対策に必要な資源を確保し、一層の感染拡大に備えるための措置となる。またカリフォルニア州では、サンフランシスコ市も2月下旬に非常事態を宣言している。

飯田)州内でも感染者の死亡が発表されました。これから先、拡がるかも知れないことを見越しているわけですか?

3日、米アイオワ州デモインの劇場で始まった民主党の党員集会(共同)=2020年2月3日 写真提供:共同通信社

アメリカも本腰になって来た~一方で政治に使われているところも

前嶋)基本的にはそうですね。新型肺炎に関しては、アメリカよりも日本が先行している話です。これまでアメリカでは、あくまでアジアの話だったのですが、ここへ来て日本に留学しているニューヨーク州立大学の生徒をチャーター機で戻すという話もあります。アメリカもかなり本腰になって来たということです。一方で、政治でも割れています。トランプ政権としては、しっかりやっているというPRをしていますが、民主党はCDCの予算を削るように提案したのはトランプ政権だというような批判をしています。新型肺炎に対応しないといけないのに政治化してしまって、どちらもどっちという話になっています。その色が今後も強くなるかも知れません。しかし、すぐに動かないといけない話ですから、日本の入国制限的な話もずっとありますよね。今週出るのか、来週出るのかという話もあります。出るのならば今週だということも聞きます。

飯田)それも大統領権限ということになるのですか?

前嶋)そうですね。

飯田)となると、トランプさんがそのカードをどう使うかというところになりますね。

前嶋)アメリカにとって、日本から人を入れないことは大きな経済的損失であるということと、同盟国であるということがあります。しかしアメリカ国民を守るというPRの部分、これも政治的な問題があると思います。実際の日本の状況よりも、アメリカはオーバーリアクションをして来ると思います。アメリカでは何となくそうなっていて、在米日本人の友人も、アメリカでマスクをつけて咳をすると、「何?」というように見られると言っています。何人からも同じ話を聞きましたね。「出て行け」とは言われないけれど、かなり厳しい言葉が来ることもあるらしいです。

飯田)同盟国でも、日本の場合は第7艦隊の司令部があるという大きなところがあります。

前嶋)日本が東アジアの要ですからね。その関係もあるし、経済関係もある。しかし政治的に大変で、民主党から突き上げがある。

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