ステイホーム週間にイッキミしてみませんか?

By -  公開:  更新:

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第822回】

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

新たな時代のミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に創設された『このミステリーがすごい!』大賞。その作品群のなかから5タイトルを選定し、『このミス』大賞ドラマシリーズとして、U-NEXTとカンテレで制作されました。

そこで今回は、U-NEXTで配信中の『このミス』大賞ドラマシリーズ5作品をご紹介します。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

いまだかつてないミステリードラマシリーズ!

まず、第1弾「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」。江戸時代と現代を行き来しながら、科学技術を用いて江戸時代の難事件に挑む、新感覚のタイムトラベルミステリーです。

冴えない毎日を送るOL・関口優佳。ある日、祖母の家の不思議な押入れから、江戸時代にタイムスリップしてしまう。

そこで出会ったのが、南町奉行同心・鵜飼伝三郎。彼に頼まれて、現代の科学技術を用い、江戸で起こった殺人事件の捜査を手伝うことになった優佳こと“おゆう”だが…。

主演を務めるのは、初主演映画『“隠れビッチ”やってました。』での好演も記憶に新しい佐久間由衣。現代では冴えないOLだけど、江戸の町ではキリリとした才媛ぶりを発揮。時空を超えたキャラクターの演じ分けも、注目ポイントですよ。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

続く第2弾は「名もなき復讐者 ZEGEN」。夜の街を生きる男の復讐劇を軸に、日本に蔓延る闇を切り取るダークエンタテインメントです。

中国にいる夫の治療費を稼ぐため、日本に出稼ぎにやって来た中国人女性・李雪蘭。短期ビザしか持たない彼女のために女衒(ぜげん)は、港町で水産加工場を営む佐藤幸造に偽装結婚を持ちかける。そんな女衒は、実は妻を自殺に追い込んだ男たちへの復讐を続けていた…。

女衒役を演じる阿部進之介のキレのあるアクションシーンは必見。壮絶な過去を持つ女衒、中国人女性、その女性と偽装結婚することになる中年男。3人のドラマが交錯しながら復讐譚とメロドラマが並走して行く、見応えある1作です。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

第3弾は「死亡フラグが立ちました!」。完璧な殺し屋“死神”の正体を追いかけるルポライターの奮闘をコミカルに描いた、ユーモアミステリーです。

都市伝説を特集している雑誌「アーバン・レジェンド」で、フリーライターとして働く陣内トオル。売り上げ低迷で廃刊の危機を脱するため、編集長から命じられたのは、“死神”と呼ばれる殺し屋の正体を突き止めること。

何でもその“死神”とは、周到に張り巡らされた罠で偶然を装い、事故死と見せかけて、ターゲットを24時間以内に殺すことができるのだとか。

手がかりを探るうちに、あるヤクザの組長の死が“死神”によるものだったことを知った陣内は、破天荒な天才投資家・本宮昭夫とともに、組長の死の謎を追うことに。果たして、陣内たちは“死神”の正体を暴くことができるのか…。

主人公の冴えないルポライター・陣内トオル役には、本作がミステリー初挑戦となる小関裕太。そして陣内とバディを組む天才投資家・本宮昭夫を演じるのは、塚地武雅。

ミステリーでありながらコメディ要素もたっぷり。謎が深まるごとに笑いも増す異色作です。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

そして第4弾は「連続殺人鬼カエル男」。猟奇的な殺人鬼“カエル男”の謎を追う、本格サスペンスです。

荒れ果てたマンションの高層階で、軒に吊るされた女性の死体が発見された。死体が包まれていたシートの内側には、「きょう、かえるをつかまえたよ。みのむしにしてみよう」と書かれた犯行声明文らしきものが。

刑事の古手川と渡瀬は犯人を追うが、手がかりが掴めないままに同一犯による第2の殺人事件が起きてしまう。現場で同様のメモが見つかったことから、犯人は“カエル男”と呼ばれ、街の住人たちを恐怖と混乱の渦に陥れて行く…。

猟奇的な連続殺人を繰り返す“カエル男”を追う新人刑事・古手川役を、工藤阿須加が体当たりで熱演。鶴見辰吾演じるベテラン刑事・渡瀬と共に、いかに難事件を解決するかが大きな見どころです。

サイコスリラーと社会派ミステリーの側面を併せ持つ作風も、ミステリーファンなら興味をそそられることでしょう。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

シリーズのラストを飾る第5弾は「そして、ユリコは一人になった」。不思議な力によって逆らう者を不幸にする“ユリコ様伝説”が語り継がれる高校を舞台にした学園ミステリーです。

嶋倉美月が通う百合ヶ原高校では、オカルトめいた伝説が語り継がれている。それは、その不思議な力によって逆らう者を不幸にしてきたという“ユリコ様伝説”なるもの。

“ユリコ様”になれる条件は、「ユリコ」という名前であること。もし学内に「ユリコ」が複数いる場合は、たった1人の女王“ユリコ様”を除いて、すべての「ユリコ」が淘汰されるのだ。

美月は脱出不可能な争いに巻き込まれてしまった親友・矢坂百合子を救うため、1人、また1人と「ユリコ」が連続死する真相と伝説の謎に挑んで行く…。

主演を務めるのは『Diner ダイナー』や『惡の華』、『地獄少女』など、数々の話題作に出演する玉城ティナ。オカルト的伝説が学生たちの心の闇を炙り出す衝撃の展開から目が離せない1作。

また本作には、第18回『このミステリーがすごい!』大賞にてU-NEXT・カンテレ賞特別審査員を務めた佐藤二朗が、クリエイティブ・アドバイザーとして参加しています。

ところで、このドラマシリーズには、ある共通の“お楽しみ”が隠されています。それは、第18回『このミステリーがすごい!』大賞にてU-NEXT・カンテレ賞特別審査員を務め、第5弾「そして、ユリ子は一人になった」にクリエイティブ・アドバイザーとして参加している佐藤二朗が、5タイトルすべてに特別出演しているということ。

しかも「え、こんなシーンで?!」と思うような登場の仕方で、これはもう「佐藤二朗を探せ」状態!

これまでにない楽しみ方もできるミステリードラマシリーズ。是非、ステイホームのお供に…。

 

<作品情報>

『このミス』大賞ドラマシリーズ

■第1弾「時空探偵おゆう 大江戸科学捜査」
原作:山本巧次 「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」(宝島社刊)
脚本:大久保ともみ
音楽:田渕夏海、中村巴奈重
主題歌:Qyoto「花時雨」 (アリオラジャパン)
監督:根本和政、桑島憲司、亀谷英司
出演:佐久間由衣、竹財輝之助、手塚とおる、甲斐翔真、水島麻理奈、石毛元貴、池田純矢、大谷亮介、神尾佑、吹越満

■第2弾「名もなき復讐者 ZEGEN」
原作:登美丘丈 「名もなき復讐者 ZEGEN」(宝島社刊)
脚本:内藤瑛亮
音楽:有田尚史
エンディングテーマ:Qyoto「夏の雪」 (アリオラジャパン)
挿入歌:Qyoto「僕の生きている意味」 (アリオラジャパン)
監督:内藤瑛亮、後藤孝太郎、亀谷英司
出演:阿部進之介、馬場ふみか、高橋努、遠藤雄弥、永尾まりや、筒井真理子、杉本哲太

■第3弾「死亡フラグが立ちました!」
原作:七尾与史 「死亡フラグが立ちました!」(宝島社刊)
脚本:金沢達也
音楽:PAKshin
エンディングテーマ:ナナヲアカリ「イエスマンイズデッド」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
挿入歌:Qyoto「歪んだターゲット」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:吉原通克
出演:小関裕太、塚地武雅、笠原秀幸、明星真由美、林田岬優、高崎翔太、寺脇康文

■第4弾「連続殺人鬼カエル男」
原作:中山七里 「連続殺人鬼カエル男」(宝島社刊)
脚本:まなべゆきこ
音楽:安川午朗
主題歌:Qyoto「遥か先のX-DAY」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
挿入歌:Qyoto「淡すぎる期待と苦すぎる誓い」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:熊澤尚人
出演:工藤阿須加、鶴見辰吾、野波麻帆、前田航基、水澤紳吾、永岡佑、希志真ロイ、堺小春、吉澤健、嶋田久作

■第5弾「そして、ユリコは一人になった」
原作:貴戸湊太 「そして、ユリコは一人になった」(宝島社刊)
クリエイティブ・アドバイザー:佐藤二朗
脚本:杉山嘉一
監督:下山天、杉山嘉一
出演:玉城ティナ、岡本夏美、小越勇輝、紺野彩夏、柴田杏花、森迫永依、天野はな、大原梓、中尾有伽、野々村はなの、松井健太、小平大智、福澤重文、平岡祐太

特別審査員&特別出演:佐藤二朗

(C)2019 U-NEXT/カンテレ

公式サイト:
U-NEXT
https://www.video.unext.jp/lp/konomys?rid=OF00050&adid=XXX
カンテレ
https://www.ktv.jp/konomys

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/


Page top